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高校野球2021年夏の甲子園は史上初づくし、大会の歴代記録を更新したのは?


夏の甲子園は2021年度も無事に全ての日程が終了しました。夏休みの終わりまで大会があるのも珍しいと感じたかもしれません。今年の甲子園は大会記録をいくつも塗り替えたことが大きな特徴です。今回は、2021年の夏に歴代の記録で初めてだったことや最も●●だったことをご紹介します。



◎高校野球の甲子園の記録で史上初だったことは?



●甲子園の近畿勢が強い、史上初めて全校初戦突破、雨で有利に?


今回の甲子園は、近畿勢が強いことも印象的でした。関西2府4県の代表校(滋賀:近江高校・京都:京都国際高校・大阪:大阪桐蔭高校・兵庫:神戸国際大学付属高校・奈良:智弁学園高校・和歌山:智弁和歌山高校)がいずれも初戦を突破したのは初めてのことです。智辯和歌山は初戦の2回戦が不戦勝でしたが、3回戦にも勝利したので、近畿6校が甲子園でいずれも勝利を挙げたのも史上初となります。また、大阪桐蔭には2回戦で・神戸国際大学付属には準々決勝で近江が勝利し、その近江高校に智弁和歌山が準決勝で勝ち、同じく準決勝で京都国際を破った智弁学園と決勝で対戦しているため、近畿勢は他の地区に無敗で大会を締め括りました。



●ベスト8がいずれも西日本のチーム


夏の甲子園2021は、40年ぶりに関東の1度6県のチームが8強に残らなかったことで話題となりました。3回戦で勝ち残っていた二松学舎大付(東東京)に京都国際が、日本航空(山梨)に智弁学園が勝利したことで関東勢が全滅しています。更に、ベスト8に勝ち残ったのが、京都国際・敦賀気比(福井)・石見智翠館(島根)・智弁和歌山・明徳義塾(高知)・智弁学園・神戸国際大付・近江で、いずれも西日本のチームです。東日本が1チームも残らなかった、つまり西日本で8強を独占したのは甲子園では初めてのことでした。



◎甲子園の夏の大会で2021に初めて起こったことは?



●ベスト4の独占


2021年夏の甲子園で4強と言われる準決勝進出を決めた学校は、京都国際(京都)・智辯和歌山(和歌山)・智辯学園(奈良)・近江(滋賀)です。いずれも近畿地方の各府県の代表校であり、夏の大会でベスト4が同一地区なのは初めてのことでした。抽選次第では直接対決もあり、同じ地方の学校が勝ち残るのは困難なことですが、意外にも同一地区のベスト4独占は初めてではありません。


センバツと言われる春の高校野球では、1979年の第51回選抜高等学校野球大会で近畿勢の簑島(和歌山)・PL学園(大阪)・浪商(現在の大体大浪商)・東洋大姫路(兵庫)が勝ち残っています。また、1939年センバツ(第15回選抜中学校野球大会)には東海勢4校のうち中京商(現在の中京大中京高校)・東邦商(現在の東邦高校)・岐阜商(現在の県立岐阜商業高校)の3校が4強に勝ち上がり、決勝では史上初の同県対決となりました(残り1校は和歌山の海南中、現在の海南高等学校)。



●決勝戦の系列校対決


2021年夏の甲子園ベスト4の学校のうち決勝進出を決めたのが、智辯和歌山高等学校(和歌山)・智辯学園高等学校(奈良)でした。この両校は、学校法人智辯学園が設立した兄弟校です。智弁和歌山は1979年に野球部が創部で、2019年までに春13回・夏23回出場し、センバツ優勝1回・選手権優勝2回を記録しています。また、智弁学園は1968年の初出場以来2019年までに春14回・夏18回出場し、2016年には初優勝を飾りました。


両校は公式戦で過去5度直接対決があり、甲子園では2002年の夏の大会に続き2021年も智辯和歌山が勝利を収めて3回目の優勝を果たし、公式戦での対戦成績を3勝2敗としています。決勝戦が系列校対決だったのは、夏の甲子園では智辯和歌山vs智辯学園が初めてですが、春を含めると2回目です。1972年の選抜では日大桜丘と日大三の東京かつ日大系列校の決勝が行われ、日大桜丘が完封勝ちしています。


【智弁和歌山と智弁学園の公式戦の対戦成績】

(智弁和歌山と智弁学園の表記は、球場のスコアボード表示をなるべく採用)
1995年秋の近畿大会準々決勝:和智辯〇5-0●智辯
2002年夏の甲子園3回戦:和智弁〇7-3●智弁
2019年春の近畿大会1回戦:和智辯●13-17〇智辯
2019年秋の近畿大会準々決勝:和智辯●7-9○智辯
2021年夏の甲子園決勝:和智弁○9-2●智弁



◎夏の甲子園2021は日程順延が相次ぐ、甲子園の歴代大会記録「最●●」を更新したもの



●8強に近畿勢が最多5校


ベスト8の部分などでも触れていますが、8強に近畿地方の代表校が5校勝ち残ったのは過去最多のことです。これまでの記録である、1936年と1951年の4校を上回りました。同一地区から5校以上出ているのは東北地方・関東地方・九州地方などと限られていますが、他地区も含めても勝ち残るのが5校なのは過去最多の数字です。大阪桐蔭を2回戦で破ったのは近江高校であり、他地域に無敗であったことからトーナメントの組み合わせ次第では全校の可能性もあったのかもしれません。



●関西の最高勝率を更新


甲子園の近畿勢は過去20年で勝率5割5分以上を記録するなど躍進する印象ですが、中でも2021年は勝率で過去最高を記録しました。関西地区の6チームの成績は、優勝した智辯和歌山が5勝0敗(うち初戦の2回戦は不戦勝)・準優勝の智弁学園が5勝1敗・ベスト4の近江が4勝1敗(ノーゲーム除く)・京都国際が3勝1敗・ベスト8の神戸国際大附が3勝1敗・2回戦進出の大阪桐蔭が1勝1敗(うち初戦の1回戦は降雨コールド)です。近畿6府県の合計は21勝5敗で勝率は(0.807)を記録しました。これを超えるには、関西の6チームがいずれも3回戦までに当たらずに準々決勝に進出する・同じく4強を独占してかつ5チーム以上が1回戦から登場くらいしかなく、今後破られることのない記録だと考えられます。

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