NHK紅白歌合戦が2019年末も開催され、様々な歌手の共演や企画で盛り上がりました。1月上旬には視聴率が発表されますが、瞬間最高視聴率がどの場面なのかや歌手別ではどうだったのかなども気になるかもしれません。そこで今回は、第70回NHK紅白歌合戦2019の視聴率について、紅白歌合戦への出場歌手別のランキングなども踏まえてご紹介します。

◎第70回NHK紅白歌合戦2019の視聴率、歴代推移との比較も


NHK紅白歌合戦は、途中でニュースを挟む関係で、前半(主に19:15~20:55)と後半(主に21:00~23:45)の2種類の視聴率が算出されます。2019年末に開催された第70回NHK紅白歌合戦の視聴率は、

前半が34.7%・後半が37.3%

でした(数字は関東地方)。2018年の紅白歌合戦と比べると、前半で3.0%・後半で4.2%低い結果です。特に、後半の37.3%は2015年の39.2%を2%ほど更新して過去最低の視聴率でした。


本来であれば、紅白歌合戦の番組が進むにつれて、視聴率が上がっていく傾向があります(2006年には最低の23%から48%台まで倍増したこともありました)。しかし、今年に関しては前半と後半に大きな差が見受けられないなど、一定している様子が見受けられました。視聴者がほぼ固定していた可能性もありますが、2018・2017年の紅白と比較するとやはり伸びを欠いたと判断するのが適切でしょう。


当方は非常に軽い印象(紅白らしい神聖な深みがない)を受けていたのですが、メドレーが過去最多の13組で企画が乱発していたこともあり、切れ目ごとに離脱が多く、増加でもカバーできなかったものと考えられます。原因に関しては別の記事でも検証していますので、こちらも参考にしていただけますと幸いです。
https://curlpingnosiawase.com/70th-nhk-kohakuutagassenn-2019-sityoritu-kohaku-sityourirtu-saitei-rekidai-hikaku


◎第70回NHK紅白歌合戦2019の歌手別の視聴率一覧、ベスト10は?


先日発表された紅白歌合戦2019の歌手別の視聴率は以下の通りです。


やはり、最終盤の歌手に向かうにつれて視聴率が伸びる傾向は、2019年の紅白でも見受けられました。トリは「これまでの人の出演料を総取りする」との由来もありますが、その言葉通りの注目度だったのでしょう。一方で、前半も比較的に高い数値で維持されており、年末恒例のお祭りとしての紅白に期待される役割はまだまだ大きいようです。


そして、歌手別の視聴率は、報道機関に1分間ごとの数字が送られ、紅白での出演順と照らし合わせてどの程度なのかが判断されます。当方も歌手別の視聴率に関して調べてみたところ、以下のようになりました。(グラフは紅白での出演順です。なお、坂本冬美さんのステージは新聞社で数字が分かれていましたが、より多かった35.5を採用しています。また、Perfumeのみなさんのステージも36%台の数字がありましたが、紅白内の視聴率がベスト10に入っている点から38.8の数字を採用しました。)


【おまけ】

長年大晦日の番組として根付いていることもあり、紅白歌合戦は視聴率が常に注目されています。しかしながら、視聴率にかかわらず歌手のみなさんのステージは素晴らしいものです。そこで、個人的に第70回NHK紅白歌合戦2019で特に印象的だった出場歌手の方々と曲目をご紹介しましょう。


●MISIA『アイノカタチメドレー』

紅白には2年連続4回目の出場で、初めて紅組のトリを務めました。メドレーでは『アイノカタチ』に続いて『INTO THE LIGHT』『Everything』の3曲を披露し、ダンサーやDJなども交えて華やかに締め括るステージでした。圧巻の歌唱力はもちろんのことですが、レインボーフラッグを象徴とするメッセージも印象に残った方は多いかもしれません。女性=紅組・男性=白組で行ってきている紅白歌合戦ですが、今後の可能性を示したステージだったとも言えるでしょう。


●氷川きよし『紅白限界突破スペシャルメドレー』

曲目は『大丈夫』と『限界突破×サバイバー』でした。これまで演歌界のプリンスと呼ばれてきた氷川きよしさんですが、今回の紅白である意味限界を突破されて、新しい場所に達したのでしょう。『大丈夫』の歌唱時には赤色の着物と白色の着物を着たご本人が左右のスクリーンに映っていました。「紅組でも白組でもない」というコメントは新しいというより本来の自分自身を表現したかったのかもしれません。


●ビートたけし『浅草キッド』

2000年および2001年の紅白歌合戦に氷川きよしさんの応援ゲストとして出演経験がありますが、歌手としての出場は今回が初めてです。第70回にあたっての祝辞や野鳥の会に紛れるなど笑いの提供も流石でしたが、歌唱時にはまた違った姿でした。下積み時代の人生を重ねた歌『浅草キッド』をライト1本でまっすぐに届ける様子は多くの方の感動を呼んでいます。歌手というと歌の上手さを求められる面はありますが、また別の届け方もあるのだと感じた次第です。


●Official髭男dism『Pretender』

ヒゲダンの相性で知られる、4人組のピアノPOPバンドです。2018年のメジャーデビュー以降、若者を中心に支持を獲得し、2019年のNHK紅白歌合戦への初出場を果たしました。紅白で歌唱した曲目は、今年2019年5月の2枚目のシングル『Pretender』で、サビのアカペラから始まるイントロは紅白ならではのアレンジです。ポップなピアノサウンドと魅力的な歌詞は、多くの視聴者のいる紅白を通して新しいファンを獲得していくことでしょう。



◎まとめ

今回は、第70回NHK紅白歌合戦2019の視聴率について、紅白歌合戦への出場歌手別のランキングなども踏まえてご紹介しました。紅白の視聴率の全体の数字が3%(昨年を基準に考えると40⇒37なので10%弱)減っていますが、まだまだ注目度が高いことがうかがえます。

2019年の紅白は企画が多い印象でしたが、今回の評価を受けてどう展開していくのか、本来の『紅白歌合戦』の魅力を最大限に出てくることを、1人のファンとして見守りたいところです。最後までお読みいただきありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です