調査でわかった大学生の選挙への関心、参議院選挙での投票率の推移と比較すると…

こんにちは、Curlpingです。


参議院選挙が07月04日公示され、07月21日の投票日に向けての選挙戦が始まりました。

国政選挙では、今後の方針を決める国民の意志が反映されますが、同時に有権者の投票行動にも注目が集まります。その中でもわかりやすい指標が投票率ですよね。


そこで課題となっているのが、近年有権者、とりわけ若者の投票率が低いことです。私も大学で過ごす中で、期間になっても選挙のことが話題に出てこないのを疑問に思っていました。


そして実際に調査をすると、意外な結果がわかったのです。今回は、私が大学生に対して実施した投票行為の調査をこれまでの国政選挙との比較しながら紹介していきます。




◎調査でわかった、大学生の投票行動
私は以前、大学生を対象として国政選挙の投票行動を調査したことがありました。そのきっかけとしては、その前にあった参議院選挙で住民票がないので行けないと言っている人がいたことです。


実際に国政選挙に対してどのように向き合っているのかということをアンケート形式で回答してもらいました。具体的には、国政選挙について現在思っていることを選んでいただいています。(ご協力いただいた皆様ありがとうございました。)

こちらが調査の結果です。「必ず投票します。」と答えたのはわずか37.5%にとどまり、「投票したいけれども、事情があり投票できません。」が26.8%、「迷っています。」が19.6%、「投票する気はありません。」が10.7%と続きました。


その他には「そもそも選挙があることを知らなかった」「地元に帰るタイミングがあれば」「京都から広島に投票する元気があれば(詳しく訊いたところ遠いので投票できないと)」という回答が出ています。




◎これまでの国政選挙の投票率と年代別の推移

さて、こちらはこれまでの国政選挙での投票率の推移です。

衆議院議員総選挙       参議院議員通常選挙
1946:72.08%
1947:67.95%    1947:61.12% (5日違い)
1949:74.04%    1950:72.19%
1952:76.43%
1953:74.22%    1953:61.18% (5日違い)
1955:75.84%    1956:62.11%
1958:76.99%    1959:58.75%
1960:73.51%    1962:68.22%
1963:71.14%    1965:67.02%
1967:73.99%    1968:68.94%
1969:68.51%    1971:59.24%
1972:71.76%    1974:73.20%
1976:73.45%    1977:68.49%
1979:68.01%
1980:74.57%    1980:74.54% (同日選挙)
1983:67.94%    1983:57.00%
1986:71.40%    1986:71.36% (同日選挙)
1990:73.31%    1989:65.02%
1993:67.26%    1992:50.72%
1996:59.65%    1995:44.52%
2000:62.49%    1998:58.84%
2003:59.86%    2001:56.44%
2005:67.51%    2004:56.57%
2009:69.28%    2007:58.64%
2012:59.32%    2010:57.92%
2014:52.66%    2013:52.61%
2017:53.68%    2016:54.70%


全体の投票率は戦後から90年代後半までは6割後半から7割前半の範囲で、その後徐々に下がり、過去数回は連続で最低記録を更新しています。また、同日選挙になると投票率が高くなる傾向はあるようです。

こちらは、衆議院議員選挙と参議院議員選挙の年代別投票率の推移となります。
圧倒的に下に来ているのが20代です。2016年に改正の制度が初施行され、初めての投票となった10代はそこまで低くはありませんが、18歳と19歳では10%以上差がある(下がっている)という統計もあり、若者の投票率の低さは課題のひとつとなっています。


これは高校などで模擬投票の授業があるなど、選挙に関心を持ってもらう取り組みがなされている一方で、大学ではそういった動きが特に見受けられないのも一因ではないかと考えられるでしょう。


この数字と先程紹介した大学生への調査結果を比較すると、現実として数字が下がるのもうなずけるでしょう。もしこの調査に参加した方の中で、「必ず投票する」と答えた21名しか投票していなかった場合、投票率が29.1%となり統計の数字も大きく下回っているということになります。




◎まとめ

今回は、私が大学生に対して実施した投票行為の調査の結果をこれまでの国政選挙との比較しながらご紹介しました。


このグラフをみてわかるのは、事情があるために行けないという層がかなり多かったことです。その理由としては、日程と場所に大きく分かれました。


それらを解決する方法についても次回以降の記事で紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

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