カラオケを楽しむ際には、高得点が出やすい曲は何なのかが気になるかもしれません。誰かと一緒にカラオケに行く際には、点数が取りやすい歌やコツを知っておくと気兼ねなく参加できますよね。私自身点数は低い方(7割は平均未満)ですが、比較的に高得点が取れる曲もあります。今回は、カラオケで点数が出やすい歌についてご紹介します。
カラオケで点数を取るコツは、流れる音楽(ガイドメロディ)に沿って精確に声を出すことです。特に音程が重要とされ、カラオケで高得点を取る方法としては、以下のポイントを押さえていくのが良いと考えられます。過去の当方のカラオケで歌った曲の中で、高得点になったものを例に出しながらどのような傾向があるかをみていきましょう。
カラオケ機器の点数の出し方はわからない点も多いですが、JoysoundもDAMも音程の正確に出すことが高得点のコツです。その点で、カラオケ内で同じ音が続く場合は一度合わせると正確な状態が続くので点数の取りやすい曲だと考えられます。たとえば、カラオケでは非常に有名な『女々しくて』はタイトルの部分が同音で何度も出てきますので、合わせやすいでしょう。同じく個人的に点数が出やすい曲『明日の歌』(aiko)も途中に同じ音が続く部分があり、点数の取れる要素のある曲なのでしょう。
カラオケの音程の幅が小さいと変化が少ない可能性も高く、高得点が取りやすい曲だと考えられます。DAMの精密採点の項目には声域があり、その赤または白の部分が音程の幅です。13音の楽曲には『前前前世』(RADWIMPS)『優しいあの子』(スピッツ)、カラオケの音程の幅が15音の楽曲には『世界に一つだけの花』(SMAP)『チョコレイト・ディスコ』(Perfume)などがあります。
速い曲はカラオケ機器とずれやすく、テンポが点数の低い要因にもなります。ゆっくりと進んでいく歌で確実に点数を取っていく方法でも高得点が見込めるでしょう。当方の中で該当するのは『津軽海峡冬景色』(石川さゆり)『決意の朝に』(Aqua Timez)『蛍の光』(民謡)などがあります。ただ、遅いことでためて歌うと逆に「安定性」などで低い評価になることもあるため、ご自身が好きなテンポの曲を探すのが良いでしょう。
高音が続く場合には出すのも大変で喉も痛めやすいですが、男性の場合はカラオケの設定で低くして歌うことで高得点が取れる曲になるかもしれません。当方の場合には『紅』(X Japan)が元のキーでは難しいので1オクターブ下げたところカラオケ初回としては高得点を獲得し、いきものがかりの楽曲でアップテンポの『笑ってたいんだ』・変化の激しい『NEW WORLD MUSIC』などでも比較的に安定した点数になっています。1オクターブはDAMの機器を触らずに声を下げるだけで問題はないので、カラオケで高得点を出す方法としてはおすすめです。
ここまでカラオケで点数が取れる曲を紹介してきましたが、実際のところ当方(男性)はそれほどカラオケが上手いとは言えず高得点が取れるタイプではありません。しかし、最近2回の紅白では前半または後半の点数合計でDAM採点での紅白カラオケの最高得点を更新するなど、徐々にコツをつかみ始めています。また、今回は15回に一度の節目でもあり、第15回の好きな曲SP・第30回の印象深いステージ演出に続き特別な対決にしようと考えていました。そこで思いついたのが、過去のカラオケでの高得点を中心に選曲し、点数が出やすい曲集結で過去最も激しい戦いにすることです。
(おまけ)の手前にあるサブタイトルが気になったかもしれません。第45回紅白カラオケ🎤🎶歌合戦とは、当方が1人カラオケに行く度に企画しているイベントで、通算で45回目のため第45回紅白と記しています。本家と同じようにメインボーカルを基準に紅組と白組に分け、選出された同じ組数の紅白の楽曲を並べ、M番目に歌唱する楽曲が対戦相手です。なるべく平等な条件にするために、先攻後攻は紅白で同じ数としていますが、過去の歌唱履歴も踏まえている関係で、片方が増えることもあります。
今回は、過去44回のカラオケでの高得点を中心に選曲しました。組み合わせは、最初の5曲が本家第45回紅白でも歌唱された曲目、その後の15曲は高得点が取れる歌による競演です。過去のカラオケにおけるDAMでの点数や精密採点を基に、高得点を取りやすいかつ採点項目でも高い評価が期待できるものを選んで昇順に並べています(つまり進行するにつれて高得点になるはず)。過去の1曲当たりの平均点数の最高が白組79.4・紅組80.5であるのに対し、過去のカラオケから出した個人的な平均が82を超えている、つまり高得点が出やすい曲を並べました。点数が取りやすい曲とは言え、歌うまではわからないのもまた一発対決型の醍醐味でしょう。歌唱順番は以下の通りです(回数はその歌手の楽曲を通算何回の紅白カラオケで歌唱したか)。
(ここはあくまでも設定上でイメージでしかないですが、)今回の第45回紅白カラオケ🎤🎶歌合戦のステージテーマは『時空を超えた繋がり』です。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大に伴って、リモート出演など新しい形も注目されています。本家の第45回紅白歌合戦でも電飾を使ったステージが多く見受けられましたが、大画面のスクリーンを三段階に構えた舞台セットで、リモートなどの様々な演出も駆使しながらステージをつなぎます。
歌唱終了直後には、主催者(つまり当方)が歌った際の出来栄えとステージとしての満足度をそれぞれ0.5点刻みの5点満点で採点し、同時にカラオケ機械(DAM)でも精密採点が行われます。高得点でなくても精密採点の項目でも優勢劣勢を判定するため、カラオケ歌唱中にしゃくりを多いようにするなどして全体的に上回ることがコツです。具体的には、点数の合計・精密採点の項目(技術点)・主催者の採点の三種類に分けて行い、合計25個のボールのうち過半数の13個を獲得すれば優勝です。
毎回のカラオケ歌唱の際に出る点数を合計して低いか高いかを競います。第45回紅白カラオケ🎤🎶歌合戦では、普段とは異なる点数の出し方が採用されました。まず、前半の10曲で高得点の組にボール1個・後半の10曲で高い方にボール1個・合計で高得点の方にボール2個を配分します。さらに、今回のカラオケでは本家45回枠の合計点数(冒頭の5曲ずつ)に1個・『カラオケ高得点出やすい曲対決』対象の15曲の合計点数で1個・さらにその中で高得点の5曲の合計で高い方に1個を振り分けるのです。細分化されているため(4-3)の接戦も考えられ、カラオケ点数の出る曲が集結している今回はわずかな差で決まる可能性も高いでしょう。
技術点では、カラオケで高得点かとは別にDAM精密採点のそれぞれの項目を比較し、ポイントによってボールを取り合います。要素は、音程・表現力・抑揚・しゃくり・こぶし・フォール・ロングトーン・安定性・リズム・ビブラート・音域です。さらに、得点の高い方(点数)と、平均点との比較でも計算を行い、合計13項目で優劣を決めます。たとえば、第43回紅白と第44回紅白の蛍の光が直接対決したとしましょう。
この場合は、点数・音程・ロングトーン・リズム・平均点で44回、表現力・抑揚・こぶし・ビブラートで43回が上回っています。そのため、これらを所属する紅または白にポイントとして追加します。同じ数値の場合には引き分けとしてポイントは加算されません。(声域は、正確である白枠の声域÷全体の声域での割合で計算し、同数値であれば声域の広い方が優勢。ビブラートは、上手さ(○1個を10と計算、半分であれば5)ー長さー回数÷2の合計)。これらをN曲歌った際に、ポイントをより多く獲得した組にボールが1個加わります。そのため、13項目で直接対決した同士でいかに取れるか、チーム内全体でいくつ獲得できるが勝負の分かれ目です。仮にポイント数が同じ場合には、勝ち抜き戦が行われます。カラオケの点数が取れる曲を集めて合計が高得点だったとしても、DAMの精密採点でことごとく負けていると優勝が怪しくなるのは技術点の醍醐味でしょう。
第16回より適用されている枠で、単に得意な曲を歌えばよい状態を避けるのが目的です。主に三つの項目、歌唱時の個人的な出来栄えの評価・この回で歌ったこと自体の満足度・内容点で評価します。ボール5個は、出来栄えの評価の合計に1個・満足度の合計に1個・三つの項目を全て合計したときの前半・後半・総合で1個ずつ配分されます。こちらは5-0の5個差から3-2の1個差まで考えられますが、DAMでの技術点や高得点とは大きく乖離する結果もあり、特に接戦になった場合に優勝の決め手です。
こちらが、第45回紅白カラオケ🎤🎶歌合戦の結果です。ご覧の通り19-6で紅組が優勝し、第43回紅白カラオケ🎤🎶歌合戦から3連覇となりました。注視すべきなのは、集計時に発表される(設定にしている)得点と個別対決の結果でしょう。個別対決は上記の組み合わせ対戦表の得点で勝利した組がいくつあるかで集計しています。接戦ではあるものの少しずつ上回ったことで、これまで26勝でリードしている紅組が改めて強さを見せました。ただ、白組の総合得点・両軍の後半は過去最高記録となり、今後の飛躍の可能性があることも確かでしょう。
今回は、カラオケで点数が取れる曲、出やすい歌を集結させDAMでの高得点自己記録更新を狙った紅白についてご紹介しました。音程が一定しているあるいはテンポが遅めの曲の方がカラオケでは点数の取りやすい曲だと考えられます。何度も歌いながら、高得点を目指していきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。