2020年のセンター試験の過去問を取り組むこともあるかもしれません。問題を解く際には、2020ならではの特徴や他の年との比較なども押さえておきたいですよね。2020年度のセンター試験は解答速報時から難化したと言われていますが、数値を見るとまた違った側面が見えるのも特徴です。今回は、大学入試センター試験2020について、時間割や平均点、解答の一覧などをご紹介します。
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◎センター試験2020の時間割は?
センター試験2020の時間割は以下の通りです。2020のセンター試験までは英語が、筆記80分・リスニング30分(準備を含めると60分)でした。また、数学はIA・ⅡBともに60分で、英語と国語は80分、それ以外は60分と非常にわかりやすくなっています。2020年も含めてセンター試験は9時10時から始まり、問題に集中できるようにそれまでにいかに頭の状態を早朝から整えておくかがポイントです。

◎2020年のセンター試験の問題は難化、それとも易化?平均点の比較(過去問演習の参考に)
2020年のセンター試験の問題は難化したのかそれとも易化したのかが気になるかもしれません。大学入試センター試験2020の平均点と、新課程での試験だった2015年からの平均をみてみましょう。表では、2015年のセンター試験以降の科目別の平均点を記載し、6年間の平均値より10%以上高いまたは低い場合には色付けしています。暖色(赤系)が平均値よりも高く、寒色が平均値よりも低い数値です。

2020年度のセンター試験で例年よりも平均点が大きく低かったのは数学IA・地学・地学基礎、逆に高かったのは世界史Aと倫理でした。センター試験2020は英語・生物・化学基礎・世界史Bなどは平均値とはほぼ同じくらいですが、2020と2019とを比較すると数点ずつ下がっています。受験者が多い国語や数学ⅡBも前年よりは平均点が低下しており、全体的に下がり気味だったことでセンター試験の問題は2020は難化したと言われることも多いようです。ただ、強調されるほど低いわけではなく、前年より下がって平均値に落ち着いたと捉えておくのが適切かもしれません。

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◎2020センター試験の解答:化学・日本史・英語
●センター試験の英語(2020)筆記とリスニング
センター試験の英語は2020を最後に大きく形を変えることになりました。2020のセンター試験までは英語は筆記が200点満点・リスニングが50点満点で合計を200点に圧縮します。つまり0.8倍で比率は4:1でした。それがセンター試験から名前が変わる2021以降はともに100点満点になり、筆記が新名称『リーディング』になっています。比率が1:1とリスニングの比重が上がったほか、筆記から読解を重点とした問題にシフトしており、学習や対策の方法が大きく変わるでしょう。センター試験2020の英語の解答は以下のようになっています。



●センター試験2020の化学・物理・生物などの理科②
センター試験2020の化学・物理・生物などの理科②の科目の解答は以下の通りです。各科目とも選択問題があります。まだ、物理は正答以外を解答した場合でも部分点がもらえる場合があるのに注意しましょう。たとえば、7行目の△は、第1問-4で正答”3″ではなく”4″を解答した場合は5点中3点入るという意味です。

●センター試験の日本史の2020の解答は?
センター試験の日本史の2020の解答は以下のように発表されています。同じ歴史科目である世界史Bとともにご紹介しましょう。なお、世界史Bの5⃣は設問ミスにより、どの選択肢をマークしても全員が正解になる措置が取られました。

◎センター試験の2020の解答:生物基礎・地理B・化学基礎など(問題)
● [2020]センター化学基礎やセンター生物基礎など理科①
センター試験の化学基礎や生物基礎といった理科①の科目をみていきます。2020のセンター化学基礎やセンター生物基礎などの解答は以下の通りです。

●センター試験の地理(2020)や公民など社会科目
センター試験の地理(2020)や公民など社会科目の解答は以下のようになりました。

センター試験2020の地理Bなどの問題はこちら
●センター試験の問題2020の解答:数学
2020センター試験の解答のうち、数学は以下の通りです。




◎まとめ
今回は、2020センター試験の過去問などに取り組む際に参考になる、平均点や解答一覧をご紹介しました。センター試験として最後の年だった2020年ですが、新課程でのテストで大幅に形式が変わった科目も少ないため、演習としてはまだまだ利用できます。共通テストは数回とあまり素材が多くないですから、センター試験も利用しながらマーク式の攻略法を見つけていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
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