プロ野球開幕戦の日を迎えました。
プロ野球の公式戦の日程が気になるかもしれません。 プロ野球の組み合わせや試合予定がわかると、日程の調整もしやすいですよね。今回は、プロ野球の日程2021の特徴と勝敗や勝率などをまとめるのに便利な機能をご紹介します。(プロ野球セリーグ/パリーグの日程のうち、2020年のものは後半に移動しました・2022版はこちら)。
プロ野球のリーグ戦の日程をエクセルで一覧表にしました。各チームの対戦相手を日毎に掲載し、色で塗られている部分は主催試合(ホームゲーム)です。2021年のプロ野球試合日程には交流戦が2年ぶりに復活し、7月中旬から8月中旬までの中断期間があるものの143試合ずつを行います。
●プロ野球セリーグ/パリーグの試合日程2021
○プロ野球勝敗表と勝率計算表2021
プロ野球セリーグの試合日程で2021独特なのが、ヤクルトと横浜DeNAの主催試合です。7月中旬から8月中旬にかけてプロ野球の日程そのものが中断しますが、その前後も影響があるためです。横浜スタジアムは、東京オリンピックの野球とソフトボールの試合会場に利用される予定のため、横浜DeNAは6月中旬の交流戦終了以降、東京ドーム(🟧)と神宮(🟩)を本拠地代わりに利用し、主催試合をする予定です。また、ヤクルトも中断後の8月中旬以降に東京ドームと松山での主催試合があります。東京ドームを本拠地とする巨人の試合日程をみると、佐賀・長崎・金沢・富山・前橋・岐阜などでの主催試合もあり、2021年は地方球場が多いのも大きな特徴でしょう。(佐賀・長崎の試合は、移動を避けるために東京ドームでの開催に変更になりました。)
プロ野球パリーグの試合日程2021で特徴的なのが、日本ハムの試合日程です。本拠地の札幌ドームが東京オリンピックのサッカーの会場と一緒さて使用される関係で、交流戦が終わる6月中旬から中断期間まで他地域での試合が続きます。日本ハムのかつての本拠地である東京ドーム(🟧)のほか、7月中旬にかけて静岡・那覇・旭川・釧路・帯広などで主催試合が行われる予定です。地方球場関連では、ソフトバンクが北九州と宮崎での試合が日程に組まれています。2020年のパリーグの試合日程で特徴的だった6連戦は2021には見受けられません。移動が多い中でどう乗り切っていくかも勝敗を左右しそうです。
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こちらでは、プロ野球パリーグ/セリーグの勝敗および勝率をエクセルの表で随時更新していきます。阪神・巨人などセリーグ/パリーグ各チームの勝敗や勝率の変化、順位の推移を調べる際の参考にしていただければ幸いです。
3・4月
5月
交流戦
優勝争いを繰り広げた、DeNA・中日などの勝率の伸びが見られます。
6・7月
8月
9月
Aクラス(上位3チーム)とBクラス(下位3チーム)での順位変動が目立ち、首位に立った巨人を9月上旬に阪神が追い抜き、さらに9月下旬にはヤクルトが追い抜いています。
10月
3・4月
5月
交流戦
オリックスが11年ぶり2回目の交流戦優勝、当該期間で5位から3位に浮上し、勝率5割以上になりました。
6・7月
オリックスが一気に浮上し、楽天との3連戦に3連勝して2014年以来の首位になりました。
8月
前半戦3位通過のロッテが楽天に3連勝し2位に浮上、オリックスに迫ります。
9月
ロッテの勢いが続き、首位に浮上しました。また、西武・日本ハムの健闘も目立ち、6チームのそれぞれの差がそれほど目立たなくなってきています。9月後半には、ソフトバンクとオリックスの伸びが見られました。楽天を含め上位4チームが混戦模様です。
10月
オリックスとロッテによる壮絶な優勝争いとなりました。一度もマジックが点灯せずに優勝したのは7年ぶり・全試合を終了した待ちの状態での優勝は「10.19」で有名なの1988年以来のことです。
2020年のプロ野球は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応もあり、当初の開幕日にはチーム自体も集まれない状況でした。それでも試合日程の組み直しや無観客の練習試合を経て、6月19日にプロ野球の異例のリーグ戦が開幕しました。地方球場での試合がないため、非常にシンプルな組み合わせが続いています。なお、巨人の試合日程のうち、ほっともっとフィールド神戸での主催試合は桃色、阪神の試合日程のうち京セラドーム大阪での主催試合は濃紺です。
プロ野球セ・リーグは東京ドーム・神宮・横浜の首都圏で開幕を迎えます。3連戦×2が中心でなるべく移動が少ない組み合わせのため、最初の頃は東日本での試合が中心です。そのため、ヤクルトは開幕15試合が本拠地の神宮で、逆に阪神は開幕15試合を敵地(ロード)での試合となりました。巨人も主催試合をほっともっとフィールド神戸で行うなど、なるべく移動を制限している特徴があります。特に長期遠征の際に安定した戦いができるかで抜け出すチームがありそうです。
プロ野球パ・リーグは異例の試合日程が組まれました。開幕2カード目から8月中旬にかけて同じ対戦相手との6連戦を続けるのです。これは、移動距離が長いパリーグだからこその判断でしょう。片方が全て勝つ6タテの出現は低いかもしれませんが、捕手や打者など同じ選手が出続けるポジションは、癖を読むことで結果が極端に変わる可能性があります。CSや日本シリーズのような短期決戦が得意なチームが一気に流れを持っていきそうです。
開幕の遅れたプロ野球2020には他にも様々な試合日程の変化が生じています。代表的なのは、2005年から続いていた交流戦が行われないことです。また、東京オリンピックは延期され、オールスターゲームも中止のため、中断期間はなく毎週6試合(雨で順延になった場合は7試合)の非常に厳しいと日程が組まれました。1軍の選手登録枠が29→31人に変化し、戦術の幅は出たものの、疲労も考慮すると選手層に厚みのあるチームが有利かもしれません。さらに、2020年のプロ野球はリーグ戦後のCS(クライマックスシリーズ)が中止となり、日本シリーズに進むチームの決め方が違います。セ・リーグはリーグ優勝のチームが日本シリーズに進出する2006年以来のスタイルです。一方、パ・リーグはかつてのプレーオフに似ていて、リーグ戦1位と2位のチームが1位の本拠地で対戦し先に3勝(1位のチームに1勝のアドバンテージあり)した方が日本シリーズに進みます。
今回は、プロ野球リーグ戦の試合日程を記した対戦表を添付しました。プロ野球セ・リーグとパ・リーグのリーグ戦の試合日程の右隣に勝敗を入力する欄を設けています。そこに勝ち→○・引き分け→△・負け→●を書き込むことで、11月10日前後の欄に勝敗と勝率と残りの試合が自動的に計算される仕組みです。
日程表
https://drive.google.com/file/d/19Tyi5hQwL7aeqjy47RiZz2oyRroruW-t/view?usp=sharing
勝率自動計算機能付き
https://drive.google.com/file/d/1LH5r2jCi6-h88nPhmWXxzSbI0nk7tHdl/view?usp=sharing
ほっともっとフィールド神戸での試合の一部が京セラドーム大阪に変更されましたので、勝敗記録表には反映しています。
勝敗記録版
2020年プロ野球の勝率の推移⤵
今回は、プロ野球2021年度のリーグ戦の試合日程と勝率自動計算機能付き対戦表をご紹介しました。無事に最後までシーズンが行われることを願うばかりです。お読みいただきありがとうございました。