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就活選考体験記:大学3年生の夏休みなどの過ごし方・持ち駒全滅のときにしたこと

仕事・キャリア・就職活動


これから就職活動を始める場合は、就活中の過ごし方が気になるかもしれません。休日の過ごし方が就活をするとどうなるのか、大学3年の夏休み以降は忙しいものなのかがわかると安心できますよね。就活をする大学三年生の場合、夏休みの過ごし方は工夫次第でより充実させることも可能です。今回は、当方の就職活動体験記に沿って、就活生の過ごし方の事例をご紹介します。

◎就職活動体験記:大学三年生から始めた理由、休日の過ごし方は就活でどう変わる?


就活をする際には、大学3年生の春休みまでの過ごし方が重要であることをまずは押さえておきましょう。就職活動にはスタートがありません。つまり早ければ早いほど機会は増えますし、短期的な負担も減らせます。たとえば、大学3年生の夏休みの過ごし方に「3社のインターンに行く」を取り入れると、本選考のときにその企業を受けるのかそれとも見送るのかはすぐに決められ、その時間で別の新しい企業と接触することも可能です。


【就職活動記】
私が就活を本格的に始めたのは、大学3年生の4月です。その理由は3つありました。1つ目は、本選考の前倒しが進んでいたことです。チャンスを失わないためには、待ってはいられません。2つ目は、大学4年は実験の講義が忙しく、学業中心の過ごし方になることが明らかだったためです。3つ目としては、食品という専門的な分野で学ぶ中で就職とつなげて考えておらず、自分自身の方向性が全く定まっていなかったことがあります。


【大学1年生・大学2年生向け】
普段の大学生活も、意識はしていなくても就活に繋がることもあります。私の場合は、大学1年生から所属していたサークルも、大学2年生時に熱心に取り組んでいた長期インターンも、自分自身の価値観を知るきっかけとなり、また就活の選考で発信する話題にもなりました。どのような過ごし方をするかで就活の進め方も変わっていきますので、まだまだ先で実感がわかない場合でも、様々な挑戦をして自らで考えたことをまとめていくのがおすすめです。

●就活中の休日の過ごし方の例


休日の過ごし方は就活を始めると多少変わるかもしれません。ただ、早く始めると無理をせずにスケジュールを組めるでしょう。平日にも説明会や選考会はありますが、特に土日は就活エージェントが主催する合同企業説明会兼選考会も多く行われます。一度参加すると、5.6社はまとめて接触できますから、特に業界も企業も決めていない場合は効率的です。就活をしているときの休日の過ごし方の例をご紹介しましょう。私の場合、大学三年生の就活序盤はこの合同企業説明会を中心に入れ、興味のある企業は単独での選考会を申し込む形でスケジュールを組んでいました。

◎大学3年生の夏休みの過ごし方、旅行には行ける?


大学三年生の夏休みはまとめて時間が取れるため、過ごし方で大きくその後の負担が変わってきます。また、企業側も学生のスケジュールを考慮して、8月中旬~9月下旬にサマーインターンシップを開催することが多いため、より多くの企業と接触するのであればこの時期に積極的に動くのが良いでしょう。夏のインターンでは、グループ活動にも長めの時間が取られます。フィードバックや振り返りの時間も充実しているので、単なる立ち回りの改善にとどまらず、自分自身の根本的な価値観や他の方の考えも取り入れやすい時期です。


私が大学三年生のときの夏休みの過ごし方はこんな感じでした。自分自身が何をしたいのかもわからない状態だったため、夏はとにかく様々な企業を見て回ることを心掛けました。紹介された企業を中心に説明会や選考会にエントリーし、通過すればインターンでじっくりと見極めていきます。仮に参加できなくても、説明会での社員または周りの学生の雰囲気から合う合わないはわかるものです。


就活以外では夏休みの時間を使って3年のときに力を入れていた長期インターンシップでの業務に取り組んだり(ライティング)、個人的に行っていた事業を進めたり、


また、昼にインターンに参加して夜は別の仲間と食事会や飲みに出かけたりすることもありました。


大学3年から始めた就活、夏休みまでに接触したのは40社以上、うちインターンに参加したのは8社ありました。数をこなすことで自分自身を知り、向き合う機会にもなります。至らない部分を考えることで、最初は5連敗だった面接の勝利も、8月には5割以上になっていました。

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●大学3年の夏休みは遊べない?就活で忙しい中でも旅行などを楽しむ方法


大学三年生の夏休みの過ごし方の事例を見ていると、「大学3年の夏休みは遊べないのではないか?」と不安になったかもしれません。大学3年の夏休みが忙しいのは間違いないですが、就活をしているからこそ動きやすい一面もあります。たとえば、選考会やインターンが企業の事業所で開催されているのであれば、休憩時間やそこに行く前か終わった後に周辺を散策してみるのがおすすめです。普段とは違う街並みを歩くことでちょっとした観光になるだけでなく、今後就職するのであれば近くに住んだり利用したりするわけですから、便利かどうかを下調べをする貴重な機会になります。


大学3年生の夏休みに旅行に行きたいときにおすすめしたいのが、インターンシップの前後に開催場所の近くに出かけるプランを立てることです。感染症対策で当時と比べると減っていますが、往復の交通費や宿泊費を全額or数万円の上限を設けて補助を出すところもあります。インターンシップは企業側が学生に対して売り込む場でもあることから、経済的なハードルで辞退(不参加)されるのを避けるためです。たとえば、東京で開催されるインターンシップでホテル代と交通費の自己負担が0の場合、ついでに東京周辺を回れば往復の運賃がかかりません。夜行バスでも往復1万円以上はしますから、かなり違います。ついでを利用すると、普段単独で行くのにはハードルが高い観光地やテーマパークなどにも足を伸ばしやすいでしょう。


ちなみに、私は大学3年のときに就活で夏休みを中心に10回ほど東京に行きましたが、日帰りも多い中でほぼ毎回、買い物・観光地に出かける・街の散策のどれかはしていました。


3日間のインターンシップが終了した翌日、ホテルチェックアウト後から夕方までの時間を使ってそのインターンで出会った仲間と街をぶらぶらしていました。公園で遊んだり(公園に行ったのも何年ぶりだったか…)。同じ方面から来ていたメンバーの1人はTDRに行ったそうです。


渋谷や新宿をぶらぶらしたり…


サマーインターンシップが夕方で終わった後、それ以前の別のインターンで同じグループになった仲間と渋谷で再会し、夕食+商業施設が閉店するまで語らい合ったこともありました。


このように、大学3年生の夏休みに旅行なども楽しみたい場合には、就活で出向く先に応じてイベントや出かける観光地を決めるとリフレッシュも兼ねて効率よく回ることができるでしょう。

◎大学3年生の春休みまでの過ごし方:解禁日前に勝負は始まっている


就活にはいつから始めたら良いかはありません。そのため、大学3年生の春休みまでにどのような過ごし方をするのかでその後の就活に余裕が出てくるほか、より多くの企業と接触できるチャンスも広がります。就活で鍵を握るインターンシップは秋冬と開催されますので、夏休みに行き逃した3年の方は参加できる企業を探してみても良いかもしれません。


後期が始まる秋や冬は、大学の授業も重視つつ(留年するのは本末転倒)、講義のない時間に参加できそうなインターンや選考会を探して当たっていきます。インターンシップは平日のみの場合がありますので、卒業に大きな影響がなければどうしても行きたい企業には参加するのも一つでしょう。また、同時に自分自身が何が長所で何か短所なのかも探していけると一石二鳥です。いかに自分自身の強みを社会活動で活かせるか、企業が納得できるように伝えることが選考の結果を左右します。自己分析を通して、自らの考え方や行動指針を把握し、本選考で出会う各企業と照らし合わせることができるように準備していきましょう。


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●【就職活動体験記:秋と冬の時期】


私は10月には1回、11月には2回、12月には3回も東京の企業に出かけました。オフィスで選考会(面接)を開催する会社もありますが、日程的に何度も往復するのは厳しいと交渉したところ、別企業のインターンの前の朝8:30から面接の機会をいただいたこともありました。企業側は採用を前提に動いていますので、失礼のない程度にかつ熱意が伝わると考慮していただけるものです。


秋から冬にかけては、食事会やインターンなどで様々なご馳走を頂く機会も多くありました。


晩秋にはインターンへの参加は10社・東京への遠征も10回を超え、このあたりで自分自身の振る舞い方がわかってきたような気がします。GDやGW攻略法は、積極的に発言して目立つことだけが全てではありません。チームの様子を見て自分ができることを探して取り組んでいくと自ずと評価が高くなります。私の場合には、あまり前に出過ぎると悪目立ちする傾向があったので、出てきた案を根拠立てて検証する役をすると受けが良く、インターンでMVPをいただいたこともありました。

◎就活での選考体験記:持ち駒全滅の状況で工夫したこと


就活生の過ごし方としてここまで夏休み・秋・冬とみてきましたが、3年の春休みがまとめて時間を取れる最後のチャンスです。早い場合は年明け前後から募集が見受けられるので、期末試験の日程を確かめて選考会の申し込みを始めるようにしましょう。1社とじっくり関わるインターンシップではなく、本選考で志望企業をまとめて受ける期間に移行します。


さて、ここからは就活での選考の体験記です。ここまで50社以上と接触し、10社以上のインターンを経験して最終面接確約の企業もあった私は、比較的に時間のある春休み期間中に就活を終わらせる目論見でした。しかし、グループディスカッションや最初の数回の面接を通過しても、途中で不採用になる状況が続きます。最も堪えたのは、3月の東京3連戦(最終面接2社と最終面接の手前1社)で全滅したことでした(さらに同じ日に受けた最終面接手前の別の会社でも「あなたは違うと思う」と保留されている:事実上の不採用)。本選考真っ只中で内定が獲得できないばかりか、受ける企業さえもなくなってしまいました。


持ち駒が全滅したときはある意味チャンスです。選考が重なると、その準備や書類の作成などにも時間を取られます。しかし、選考中の企業がないときには、就活で忙殺されることがなくなるため、むしろ一旦立ち止まって考えることはしやすいのです。


選考が進んだ時点で不採用になる場合、力そのものよりも企業に合わないと判断される傾向があります。芳しくないことを受けて、なぜその企業に入社したいのか、その決め手をより慎重に探すようにしました。なぜ入社に値するかをしっかりと説明できるように練習し、その背景として本当に入社したいのか、価値観の深い部分まで知ることも大切だと実感し、その後の就職活動に役立てました。

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◎就職活動記:大学4年の就活生の過ごし方


大学4年になるとまた過ごし方が変わってきます。卒業に必要な授業や論文(レポート)と両立しながらこなすことが重要ですが、被ったときには卒業のために学業の方が優先になることも多いかもしれません。私の場合、平日週5日の午後は18時まで実験の授業が入り、夜の選考も間に合わない状況でした。ただ、平日にしか選考をしていない企業はそもそも受けられないため、逆に接触する企業数を絞り込みやすかったのです。


説明会や選考会は土日を中心に予約し、平日は朝にWebテストや近場の企業に顔を出していました。面談やWebテストなどは複数の日程の候補があって融通が利きやすいですから、授業のない隙間時間に少しずつでも行うのがおすすめです。何回か接触があった、つまり選考が進むなど相手側からも興味がある好感触の企業に対しては特に、予め忙しいことをメールで伝えて日程を調整し、お互いの齟齬がないように慎重に進めていきました。結果として最終選考を3か月ほど待っていただけたところもあります。


余談ですが、ギリギリの状態で就活をするとうまくいかないことも起こります。交通渋滞に巻き込まれて、何と最終選考に遅刻してしまったこともありました。しかし、最終的にその企業からは内定をいただけたのです。その理由の一つとしては、約束の時間よりもかなり前の段階で電話で連絡して相手側の意向を伺っていたことが挙げられます。迷惑をかけていることを謝罪するのはもちろんのこと、代替案を提示して企業側の考えを訊き、そして面接の場ではいつも通りの自分を出すことを心がけました。仕事の場では必ずしも成功ばかりするとは限りません。失敗した時にどう対処するのか、それも含めての評価ですから、最後まで諦めないことも大切なのです。

後悔のない就活

◎まとめ


今回は、就活中の過ごし方を選考の体験記も交えてご紹介しました。大学3年の夏休みは遊べないわけではなく、就活の日や場所に合わせてプランを立てるとむしろ効率よく満喫できる場合もあります。大学4年になっても続く場合もありますから、あまり詰め過ぎず、周りのイベントも楽しめるような過ごし方を計画していくとより充実した就活になるかもしれません。最後までお読みいただきありがとうございました。

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