2024年と同じカレンダーはいつ?過去・未来の同じ曜日まわり、再利用は何年後?


2024年と曜日が同じ年がいつなのかが気になるかもしれません。カレンダーを過去10年分などとっておいて再利用したい場合は、2024年と同じ曜日周りのタイミングや頻度を押さえておきたいですよね。2024年と同じ曜日については周期があり、規則性に沿って考えていくと興味深いものです。2024年と同じカレンダーが過去と今後にいつあるのかや、再利用する際に注意しておきたいことをご紹介します。

◎2024年と同じカレンダーになる未来の年は?再利用は何年後にできる?


2024年と同じカレンダーになる未来の年はいつなのかが気になるかもしれません。カレンダーの再利用が何年後かにできるのならお得ですよね。結論からお伝えすると、カレンダーの使い回しが厳密にできるのは、そう多くはありません。特に2024年のような「うるう年」は、平年と比べてカレンダーの周期が複雑になるため、まったく同じカレンダーが何年後に再登場するかはかなり限定的なのです。


2024年と同じ曜日周りなのは、2052年・2080年・2120年・2148年などがあります。曜日が同じになる年のうち2024の1月1日~2月28日に限っては、2029年・2035年・2046年・2057年・2063年・2074年・2085年・2091年・2103年・2114年・2125年などです。2024年12月と同じ曜日の年など3月1日~12月31日に限っては、2030年・2041年・2047年・2058年・2069年・2075年・2086年・2097年・2109年・2115年・2126年などが挙げられます。しかしながら、祝日制度の変更や国民の休日の追加などで、完全一致とは限らないかもしれません。

◎2024年と同じ曜日の年、過去にはいつがあった?周期はどのくらいか


2024年と同じカレンダーが過去にはいつにあったのでしょうか。何となく察しているかもしれませんが、その例はとても少ないです。結論から申し上げると、2024年と同じ曜日の年だった過去の年は周期があり、1996年・1968年・1940年・1912年などがありました。これらの年は全て「うるう年」であり、2024年と同じく2月29日が存在する年です。曜日が同じになる年のうち2024の1月1日~2月28日に限っては、2018年・2007年・2001年・1990年・1979年・1973年・1962年・1951年・1945年・1934年・1923年などがありました。


2024年12月と同じ曜日の年など3月1日~12月31日に限っては、2019年・2013年・2002年・1991年・1985年・1974年・1963年・1957年・1946年・1935年・1929年などでした。なお、こちらも祝日などが改正されてる関係で、カレンダーとしては完全一致していないかもしれません。2024年と曜日が同じ年がなかなか来ないのは閏年は周期が長く、他の年と合いにくいためです。そこで、カレンダーの周期性についてみてみましょう。

◎2024年と同じ暦・同じ曜日まわりになりづらいのはなぜ?理由をご紹介


2024年のカレンダーを見て、「2024年と同じ曜日まわりにはなかなかならないのでは?」と感じているかもしれません。2024年と同じ暦になりづらい主な理由は、2024年が閏年であることが大きな要因です。2月29日が加わるため、通常の365日ではなく366日あり、曜日の配列が通常の年と異なります。具体的には、平年であれば1日ずつずれるのに対し、閏年の2月29日を含めた翌年は、その前年の同じ日付よりも曜日が2日分ずれるのです。厄介なのはそのずれが1年の間で異なることであり、1月1日から2月28日は前年と比較すると1日・翌年とは2日なのに対し、3月1日から12月31日は前年とは2日・翌年とは1日と、年内でずれる日数が変わります。そのため、ズレ幅の大きさでカレンダーのパターンが複雑化し、同じカレンダーを探すのが難しいのです。

◎カレンダーは28年周期で同じになる?曜日が一周するのに何年かかるかの秘密


「カレンダーは28年周期で同じになる」という話を聞いたことがあるかもしれません。では、本当に28年周期で曜日が一巡するのでしょうか。そして、曜日が一周するのに何年かかるのか、その秘密に迫ってみましょう。この28年周期説は、グレゴリオ暦におけるうるう年の規則性を考慮した、非常に興味深い考え方です。


結論から言うと、この28年周期というのは、平年の曜日の配列が完全に一巡する周期を指すことが多いです。グレゴリオ暦では、4年に一度うるう年が設けられますが、100で割り切れる年は閏年ではなく、ただし400で割り切れる年は閏年となる、という複雑なルールがあります。このルールがあるため、カレンダーの曜日配列は単純な周期では繰り返されません。


他方で、28年周期という考え方は、うるう年が4年に一度訪れるという基本的なパターンに焦点を当てたものです。具体的には、28年というのは、4年周期の閏年と、7日周期の曜日とが最小公倍数で合う年数、LCM(4,7)=28からきています。この28年の間に、曜日は必ず一巡し、同じ日付が同じ曜日に戻ってくるため、曜日のループが起こると言われているのです。

◎カレンダーを過去10年分など使い回しをする際の注意点


カレンダーを過去10年分などとっておいて再利用したいとお考えかもしれません。たしかに、紙のカレンダーをそのまま再利用できれば経済的ですし、懐かしさも感じられるでしょう。ただし、カレンダーの使い回しにはいくつかの注意点があります。単に曜日配列が同じだからといって、安易に使い回してしまうと、思わぬ落とし穴にはまる可能性がありますので、気をつけましょう。最も留意したいのは、祝日の変更です。日本では、国民の祝日に関する法律が改正されることがあり、これによって祝日の日付や数が変わることがあります。


「みどりの日」や「スポーツの日」などの名称・日付の移動もあり、曜日が同じでも実際に休める日が違うことが多いです。そのため、たとえ曜日配列が一致していたとしても、過去のカレンダーをそのまま使うと、祝日ではない日が祝日になっていたり、逆に祝日なのに平日になっていたりする可能性があります。特に、連休の取得を計画している方にとっては、大きな影響が出てしまうかもしれません。カレンダーを再利用する際は、その年の祝日情報を必ず確認し、最新のものと照らし合わせるように心がけましょう。

◎まとめ


今回は、2024年と同じ曜日周りがいつなのかと、カレンダーを使い回す際の注意点についてご紹介しました。2024年のようなうるう年は、その特殊な暦のため、完全に同じカレンダーが未来や過去に現れることは非常に稀です 。新たな祝日の設定、名称変更など、日本の祝日制度が時代とともに変化しているため、カレンダーを再利用する際には、曜日配列だけでなく、その年の祝日情報を必ず確認することが大切になります。とはいえ、2024年と曜日が同じ年は一定周期で訪れるため、うるう年の規則性を考慮した興味深さは感じられるかもしれません。曜日配列と実際の祝日は別に考えながら、カレンダー同士を比較してみましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

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