新型コロナウイルス肺炎に関しては新しい情報が気になるかもしれません。今回は、新型コロナウイルスの最新情報として、都道府県別感染者数と推移を、PCR検査数やそれを基に計算した三つの数字などとともにご紹介します。


◎都道府県別、日本国内における新型コロナウイルスの感染者数【3月31日更新版】

コロナウイルスによる新型肺炎への感染者が出たのは、北海道…176(←175)・青森…8(←7)・秋田…5(←4)・山形0(→1)・宮城…6(←4)・福島…2・群馬…18(→19)・栃木…12・茨城…20(←16)・埼玉…85(←84)・東京…443(→521)・千葉…158・神奈川…128・山梨…5(←4)・新潟…31・富山…1・石川…11(←9)・福井…20(←13)・長野…8・静岡…8(→11)・岐阜…22(←20)・愛知…170(→178)・三重…11(←9)・滋賀…6・京都…56(→69)・大阪…218(→246)・兵庫…137(←133)・奈良…11・和歌山…18・岡山…4(←3)・広島…6・山口…6・香川…2(←1)・徳島…3(←1)・愛媛…9(←4)・高知…15・福岡…29(←26)・佐賀…1・長崎…2・大分…28・熊本…14(←12)・宮崎…3・鹿児島…1・沖縄…9(←8)の合計1892人です(3月30日までの累計、(←数字)は前日からの変化・(→数字)は3月31日新たに発表された都道府県を示したものです。空港での検疫でコロナウイルスの陽性反応が出た方や不明の方がいるため、合計人数は一致しません。大阪府が発表している数値よりもデータは2件多いため後者を採用しました)。山形県で初めての感染確認がありました。神奈川から自動車教習所の合宿に参加していた方とのことです。このほか、東京および大阪で1日の最多記録を更新するなど、新型コロナウイルス肺炎の感染者は全国で200人以上に達し、1日の最多人数を記録しました。全体では2000人を超えており、1日あたりの増加数としても最高値を記録している点で、今後も増加が予想されます。




◎コロナウイルスのPCR検査数・陽性の割合などの推移、感染が拡大している要因に挙げられるのは?

こちらは、厚生労働省が発表している新型コロナウイルス肺炎のPCR検査でのデータを一部引用したものです。3月15日~3月30日の2週間のチャーター機・国内別の、PCR検査数とその中で陽性が判明した人数および無症状者と有症状者の人数を記しています。3月に入ってからは土日祝日にも厚生労働省から発表があるためそちらも掲載しました。この数値を基に、単日での検査数・陽性の割合・無症状率の三つの数字を計算しています。

単日での検査数=隣り合わせの2日の差で計算
陽性の割合=陽性人数÷PCR検査実施人数
無症状率=無症状÷陽性人数



単日の検査数はマイナスになることは理論上あり得ないのですが、件数を引くなどの対処があったために減っている日があります(たとえば3月19日には、千葉県が人数でなく件数でカウントしていたことが判明しており、千葉県の件数を引いたとのことです)。



3月以降はチャーター機の運航は行われていないため、水際対応での検査やそこでの新型コロナウイルス感染者の増加は見受けられません。また、3月22日以降は空港検疫(旅行や仕事などでの海外渡航からの帰国者に対する空港での検査)のデータが発表されています。日によって差はありますが、平均して国内では1150件・空港検疫では50件程度が行われています。前回の分では平均して1000件弱としていましたので、2割程度増えたと考えられるでしょう。国内の陽性の割合は引き続き5~6%台を推移しており、ここ2週間で倍以上になりました。着目すべきなのは無症状率でしょう。国内のPCR検査では無症状ながら新型コロナウイルスに感染していると判明した方が陽性の9~10%台を推移しており、一見健康そうな方であっても感染している可能性がある点は注意しておく必要があります。新型コロナウイルス肺炎の感染が拡大している要因の一つは、一定数の無症状患者が存在することです。発熱や咳などの明らかな症状があれば、面会や外出を避ける対応は当然取ることでしょう。一方で、特に何もなければ積極的に休もうとは思わないですよね。しかし、これが原因で知らないうちに感染拡大を引き起こしていることもあります。国内の中でも、新型コロナウイルス肺炎の感染経路がわからないものも少なくはありません。かつての感染症の中には、感染経路を徹底的に特定することで封じ込められたものもありましたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)はこのような無症状感染者が多い点で誰から感染しているのかもわかりにくいのです。逆にご自身が知らないうちに接触した相手に移している可能性もあります。そのため、不要不急の外出を避けるように言われているのです。不要不急の外出とは、必要ではなくかつ急ぎではない用事のために外に出ることを指します。明確な定義はありませんが、娯楽施設への来場はその一つに挙げられるでしょう。その点で、スポーツ関連のイベントは中止または無観客での開催が行われています。誰かと面会あるいは接触する回数が多い程感染する可能性は高まりますから、なるべくその頻度を下げる工夫が大切でしょう。


●2月12日以降のコロナウイルスのPCR検査数・陽性の割合などの推移

以下には2月12日以降の新型コロナウイルス肺炎のPCR検査の数字を記載しました。2月中は土日祝日の発表がないため、数値も除いています。1日あたりのPCR検査数は2月中は十数件だったものの、3月に入ると数百件に増加しており、下旬の1000件程度に向けて徐々に検査体制が整っていることがうかがえるでしょう。陽性の割合は検査数が一気に増えるまでは10%台前半で、3月4日に急増してからは5%台を推移しています。無症状の割合も8~10%のところが多く、やはり一定数は症状が見られないことがわかります。

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