就活でopen es(オープンエントリーシート)との言葉を耳にして、何なのかを疑問に持ったかもしれません。どのような内容なのかを知って、使える場面には利用したいですよね。オープン ESは、使い方次第で大幅に作業時間を短縮できる優れものです。今回は、open es(オープンエントリーシート)とは何なのか、文字数・書き方などの気になる内容をご紹介します。
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◎就活で耳にする、open es(オープンエントリーシート)とは?メリットや履歴書との違い
open es(オープンエントリーシート)とは、1種類のエントリーシートを作成するだけで4000社以上にまとめて送信できるリクナビが提供しているサービスを指します。
open esのメリットは、やり直しが効くことと、同じものを何度も使えることです。就活では企業の本選考やインターンシップに申し込む際に、書類を提出することがよくありますよね。ESを作成する際には、手書きで失敗してやり直したり、同じものをいくつも書いた経験があるかもしれません。
open es(オープンエントリーシート)は、インターネット上で指定された欄に入力する方式です。共通項目や写真は、一度入力したり添付したりすれば同じことを繰り返す必要がありません。保存したデータを気になる企業にまとめて送信できるからです。
また、手書きとは違い修正ができるため、万一間違ったとしても最初からやり直しにはなりません。そのため、就活で時間がかかるES(エントリーシート)の作成での負担を大幅に減らせるのです。
●open エントリーシートと履歴書との違いとは?
open es(オープンエントリーシート)は名前で判断すると、ESの一つのような気がするかもしれません。しかし、実際には履歴書の項目も併せて設けられています。つまり、open es(オープンエントリーシート)を入力して送信することで、企業にESと履歴書の両方をまとめて送ることが可能です。

◎マイナビのMyCareerBoxとリクナビのopen es(オープンエントリーシート)の違いや内容
●オープン esはリクナビのサービス、気になる項目は?
open es(オープンエントリーシート)は、就活サイトの一つであるリクナビが2013年に始めました。これまで企業ごとに時間をかけて作成していたエントリーシートを一括で提出できます。項目は、履歴書とESが合体したような形式です。氏名や住所などの基本的な情報と学歴を書く欄、つまり既存の履歴書にあたる部分がまずあります。その後、資格や趣味、自己PR・ガクチカ(学生時代に力を入れたこと)などの所謂ESの項目です。志望動機は企業ごとに書く必要がありますが、共通項目が一度きりの記入で済むので大きな時間短縮につながります。
●マイナビのものはオープンESではない?MyCareerBoxとは
2021年の就活より、就職サイトの一つであるマイナビがMyCareerBoxと呼ばれるサービスを始めました。マイナビ版オープンESかと思いきや、少し特徴が異なるようです。共通項目のエントリーシートに加えて、大学での専攻内容などの学びを項目に入れている点は注目でしょう。
研究内容をまとめた研究概要書はこれまで決まった形式はなく、理系学生は企業ごとの注文に沿ってまとめていました。MyCareerBoxではその手間を削減できるツールです。企業側としても、選考対象の就活生がどのようなことを学んできたかを知って評価しやすくなります。また、WordやPDFなどのファイルの提出も一括して管理しているのが特徴で、送信に抜けがないサポート体制も忙しい就活生にとっては心強いでしょう。
◎オープンES(オープンエントリーシート)の書き方:文字数はどのくらいにすべき?
オープンES(オープンエントリーシート)を作成するにあたり、どのくらいの文字数にすべきなのかが気になるかもしれません。指定される文字数は項目によって異なりますが、基本的に枠ぎりぎりの文字数を目指すのがおすすめです(超えるのはNG)。
その理由は二つあります。一つ目は、企業側からの印象が良いことです。会社の人事採用担当者は、膨大な応募者の中から入社してほしい人材を見つけます。数多くの書類を処理するため、じっくりと向き合うのは難しいかもしれません。素早くチェックする場合に、第一印象がより影響します。空欄ばかりのオープンESとほぼ埋まったオープンエントリーシートを見たときに、文字数ぎりぎりまでの方がしっかり書いているように感じますよね。
二つ目は、ご自身のことを詳しく説明できる点です。文字数が多い方が、具体的なストーリーも記入する余裕があり、初見でご自身のことを知らない相手にもわかりやすく伝えられます。ただし、無理に文字数を増やそうとすると、冗長な表現になるかもしれません。余計な言葉や重複している内容がないかは時々チェックして修正していくと良いでしょう。ご自身だけでは何が良いかがわからな場合には、他の方にESの添削を依頼するのもおすすめです。
◎まとめ
今回は、open es(オープンエントリーシート)とは何なのか、文字数・書き方などの気になる内容をご紹介します。これまで企業ごとに作成していたエントリーシートをWeb上で一度記入するだけでまとめて送信できるため、手間も時間も大きく減らせます。内容も既存のESと似たものですから、下書きにまとめた上でコピーして貼り付けるとスムーズに出来上がるでしょう。ESの内容に関しては、こちらの記事でも触れていますので、参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。
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