「紅白はいつからいつまでなのだろう?」と気になるかもしれません。紅白歌合戦の開始時間や終了時間がわかると、大晦日の予定も立てやすいですよね。紅白の終わる時間などは、歴代の記録を見るとおおよそ決まっているのが特徴です。今回は、紅白歌合戦が何時から何時までなのかについて、これまでの記録とともにご紹介します。
◎紅白歌合戦は何時に終わる?紅白の終了時間の一覧
紅白が何時までなのかからみていきましょう。紅白歌合戦が何時に終わるのかは意外にも最近50年間ずっと同じで、23時45分です。第1回(1951年)から第3回(1953年)までは正月の特別番組だった、紅白歌合戦の終了時間は21時と今と比べるとかなり早いものでした。紅白が終わる時間は、第4回(1953年)に大晦日の風物詩となって以降徐々に遅くなり、第13回(1962年)からは23時45分になっています。年越し番組である『ゆく年くる年』は1955年末からスタートしており、紅白歌合戦の賑わいから大晦日の静寂へとつながるのが定番です。
◎紅白後半戦は何時から何時まで?
「それであれば、紅白歌合戦の後半は何時からなのだろう?」と気になるかもしれません。紅白歌合戦では前半と後半という言い方がされますが、そもそも2部制になったのが平成に入った1989年からのため、ここではそれ以降の記録を取り上げます。紅白の後半戦が何時から始まっているのかというと、歴代35年間は21時または21時半のどちらかです。第40回(1989年)から第44回(1993年)までが21時~、第45回(1994年)から第59回(2008年)までが21時30分~、第60回(2009年)以降が再び21時~で推移しました。21時スタートは後半の時間がじっくり取れる一方で、それまでの前半が1曲あたりが2~3分でフルコーラスをとる余裕はまずない慌ただしい印象です。5年区切りのサイクルで言えば2024年は紅白後半戦が何時からなのかが変更される可能性もありそうです。
◎紅白の前半と後半の間、休憩時間はどれくらいあるの?
紅白の前半と後半の間は目を離したくない方にとっては貴重な時間かもしれません。紅白の休憩時間は、番組内で一度だけあり、中継が切れて主にニュースが放送されます。なお、この中断のタイミングは事前に発表されないため、当日にならないとわかりません。歴代の記録をまとめてみると、紅白の前半と後半の間は5分または10分間です。紅白歌合戦が2部制となった1989年以降、10分間だったのが第50回(1999年)・第54回(2003年)・第55回(2004年)、それ以外が5分間でした。後半戦スタートの再開時間を踏まえると、前半の終わりは20:55または21:25になるでしょう。
◎紅白歌合戦は何時から?紅白の開始時間の一覧
紅白歌合戦が何時から何時までに関連して最も気になるのがいつから始まるかかもしれません。紅白の開始時間は、歴代の記録を見ても頻繁に変わっている特徴があります。紅白が始まる時間は初期は21時15分から21時を推移し、第18回(1967年)から第39回(1989年)までは21時からと昭和の間は概ね固定されていました。
平成に入ると流動的で、2部制の最初は19時20分から、90年代後半は20時から、2000年代は19時20分または30分を行き来し、2010年代に最も早い19時15分になってから、2020年代は再び19時20分または30分に戻ってきています。ちなみに、2024年の紅白歌合戦の開始時間はいつなのかというと、3年連続で19時20分と発表がありました。
◎紅白での勝敗は歴代ではどう推移しているのか?
過去の記録の紹介にあわせて、紅白での勝敗は歴代ではどうなっているのかもみてみましょう。紅白での過去の勝敗は紅組が34勝・白組が40勝です。紅白歌合戦の歴代での勝敗を見てみると、1970年代や1980年代の第21回~第40回にかけては紅組の優勝が多く、平成に入ってからの1990年代・2000年代・2010年代の紅白では白組の優勝が7割ほどと目立っています。
◎まとめ
今回は、紅白歌合戦が何時から何時までなのかについて、歴代の記録をまとめてご紹介しました。紅白が終わる時間はほぼ23時45分ですが、スタートの時間は年によっても異なります。特に、ニュースでの中断と再開の時間は事前には発表されていませんので、過去のデータから何となくの傾向を知っておくと当日もスケジュールが立てやすいかもしれません。最後までお読みいただきありがとうございました。
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