紅白歌合戦の曲目が発表されると、曲順はいつわかるのだろうと気になるかもしれません。気になっている歌手がどの時間帯に出演するのかは、年末を有意義に過ごすうえでも押さえておきたいですよね。今回は、紅白歌合戦2024での歌う順番を、出場歌手の傾向などとともにご紹介します。
◎紅白歌合戦の歌唱曲発表、いつ出演する可能性が高い?(2024予想タイムテーブル)
紅白歌合戦での歌唱曲発表があるといつ気になる歌手が登場するのかが気になるかもしれません。紅白の曲順だけではいつ出てくるのかは読めないですが、ある程度の時間帯であれば把握することが可能です。ここでは、過去の記録から2024年の紅白歌合戦の前半が20時55分まで、後半戦が21時からと仮定してどのくらいになりそうかをまとめました。ちなみに、紅白では1989年以降2部制となり、前半と後半の間に中断がありますが、いつ区切られるのかは発表がありません。
◎紅白歌合戦2024出演者曲予想はどの程度的中したのか?今年の紅白の傾向
今回の紅白歌合戦の歌唱曲は、2024年に発表の曲が24/42と過半数を占めるなど、復活出場が目立った割には今年の曲が揃った印象です。
紅白歌合戦2024曲予想がどのくらい当たったのかから、今年の紅白の楽曲の特徴をみていきましょう。ちなみに、予想の詳細は次の項目で触れていますので、あわせて参考にしていただければ幸いです。今回の紅白での歌唱曲予想の対象は、先行して曲目発表があった坂本冬美・出場と同時に曲名が判明した玉置浩二を除く、紅組20組・白組21組・特別企画2組とします。紅白歌合戦の曲目予想としては、歴代で最も高い61.627%になりました。
詳しく見ると、前年まで3割程度と大きく苦戦していた白組で初めて5割以上と大幅に改善しました。これまで5年連続で的中していた郷ひろみはさすがに連続で『2億4千万の瞳』とは予想できず(これまでは隔年だった)、星野源も初めての過去曲となり読めませんでした。一方で、ここ数年外し続けていたJO1・BE:FIRST・三山ひろし・山内惠介・福山雅治で的中したことが率を押し上げる要因となっています。新浜レオンはaikoとのコナン対決を予想していましたが、2024年のヒット曲『全てあげよう』を外してまではさすがに冒険しすぎだったかもしれません。
紅組は、予想上位を順調に的中できたことが苦戦した中でも前回の数字(59.090%)を維持できた要因となりました。次の項目でも触れていますが、今年のヒット曲・復活出場の場合はそのアーティストの代表曲が順当に選ばれており、それらを候補にする方針は間違っていなさそうです。ただ、ME:Iはシングルタイトルの『MIRAI』が楽曲名だと勘違いするもったいないミスでした。
◎2024年の紅白歌合戦の曲目予想は?予想曲のポイント
「2024年の紅白歌合戦の曲目予想は?」紅組または白組で出場となる42組のうち紅白2023から半数が入れ替わっており、今年は前回とはまた大きく違ったステージにしようとしているとうかがえます。紅白における予想曲は毎回5割以上を目標にしていますが、前回2023年に初めて5割を超えるなど通常は4割台と苦戦気味でした。そこで、今回の紅白曲予想は以下の観点で、よりシンプルに考えました。
◉基本的には、2024年に発表されたヒット曲
紅組ではtuki.『晩餐歌』・ILLIT『Magnetic』・aiko『相思相愛』、白組ではOmoinotake『幾億光年』・こっちのけんと『はいよろこんで』は2024年の代表曲であり、かなり可能性が高いと見ています(Aランク)。緑黄色社会はいくつもヒット曲が出ていますが、Nコン2024課題曲の『僕らはいきものだから』はぜひ紅白歌合戦の舞台でも歌ってほしいところです。
◉2024年に発表された曲が複数の場合は、ビルボードチャート上位の方を選ぶ
紅白歌合戦2024の出場歌手には、複数の楽曲を発表しているケースもあります。その場合は、(最近NHKが選出において重視していると当方が勝手に思い込んでいる)ビルボードジャパンのチャートの上位の曲を選びました。主に白組で、Creepy Nuts『Bling-Bang-Bang-Born』・Mrs. GREEN APPLE『ライラック』・Vaundy『タイムパラドックス』・Number_i『GOAT』・米津玄師『さよーならまたいつか!』・Da-iCE『I wonder』・藤井風『花』などです。あいみょんは最高順位が一番高かった『会いに行くのに』にしました。
◉シングルランキングの上位
BE:FIRST『Masterplan』・JO1『Love seeker』・櫻坂46『自業自得』が該当します。また重複しますが、『Bling-Bang-Bang-Born』・『GOAT』・『さよーならまたいつか!』・『幾億光年』・『晩餐歌』も入っている点で、これらもより確度が強いと言えるでしょう。
◉2024年紅白歌合戦に復活出場の周年アーディストはかつての代表曲
紅白歌合戦2024の出演者発表で特徴的だったのが、久々に出場する歌手の多さです。2024年の周年アーティストは、代表曲を歌う可能性が高いと考え、復活出場で6年以上ブランクがある場合は、その歌手の名前を聞いて当方がパッと思いつくものを選びました。紅組では、HY『366日』・イルカ『なごり雪』・髙橋真梨子『for you…』・西野カナ『トリセツ』です。白組では、The ALFEE『星空のディスタンス』・GLAY『HOWEVER』・南こうせつ『神田川』が該当します。ちなみに、『366日』『星空のディスタンス』は選ばれれば紅白歌合戦では初歌唱ですが、どうなるでしょうか。
◉演歌歌謡曲・K-POP勢はその年の表題曲をメインに
演歌歌謡曲やK-POP勢は、シングルの中にもいくつも曲を収録している場合が多いため、その年の表題曲がメインに選ばれるだろうと考えました。紅組では、LE SSERAFIM『CRAZY』・ME:I『MIRAI』・TWICE『DIVE』、白組では、純烈『夢見た果実』・三山ひろし『恋…情念』・山内惠介『紅の蝶』です。
◉紅白歌合戦のテーマ「あなたへの歌」に沿った選出
特に終盤での歌唱が予想される歌手や連続出場している歌手は、今回の紅白歌合戦のテーマに沿った曲目が選ばれる可能性がありそうです。白組では福山雅治は昨年に続いてその年の楽曲を1つは披露すると考え『ひとみ』・郷ひろみは『逢いたくてしかたない』を予想しました。紅組は前回よりも読めない歌手が多く、天童よしみ『あんたの花道』はローテーション的にそろそろでしょう。逆に、石川さゆりはこれまでの傾向を外して、能登半島地震からの復興を願って紅白歌合戦で『能登半島』を歌唱すると話題になりそうです(坂本冬美が輪島市から中継することが決まっていると考えるとNHKホールでも復興支援ソングが1曲は出てくる可能性が高い)。その点では、MISIAが『明日へ』をメドレーの1曲にする可能性も十分にあります。また、水森かおりは例年通りなら『三陸挽歌』ですが、初めて過去曲披露として『輪島朝市』になってもおかしくはありません。
◎まとめ
今回は、紅白歌合戦2024での歌う順番を、出場歌手の傾向などとともにご紹介しました。タイムテーブルはあくまでも予想になりますので、ギリギリすぎて見逃すことのないように余裕を持って待機しましょう。今年の紅白は、2024年の楽曲を過半数揃えるなどフレッシュさも兼ねているのが特徴です。どのようなステージになるのか楽しみにしながら残りの日々を過ごしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。
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