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次の衆議院選挙はいつ?衆議院議員の任期満了・衆議院解散時期と総選挙は2021のいつ

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次回の衆議院選挙はいつなのかが気になるかもしれません?「衆議院選挙はいつですか」という質問は有権者である以上は知って答えられるようにしておきたいですよね。今回は、次期衆議院選挙はいつなのかに関して、衆議院議員の2021年の任期満了日や総選挙として想定されるのがいつなのかをご紹介します。

◎次回の衆議院議員総選挙がいつなのかは、衆議院解散と任期満了の日程で決まる


結論から言えば、次の衆議院選挙がいつになるのかは直前まで確定しません。なぜなら、衆議院議員総選挙には、衆議院解散によるものと任期満了に伴うものの二種類があるからです。


内閣には衆議院を解散して信を問う権利があり、後の項目でもご紹介しますが、戦後の歴史でも度々行使されています。衆議院解散がいつなのかは内閣の方針で決まるため、明確な日程は予想できないのです。一方で、任期である4年に達すると指定期間内での選挙となるため、任期満了からの総選挙であればいつなのかはある程度見通せます。

◎前回の衆議院選挙はいつ?第48回衆議院議員総選挙


任期満了日を知るためには、前回の衆議院選挙がいつだったのかを確認しておきましょう。前回は、衆議院解散が2017年9月28日にあり、10月10日公示・10月22日に投票日が設定されました。つまり、前回の衆議院選挙は解散総選挙であり、2017年10月22日に行われたことになります。

◎衆議院議員の任期満了は2021のいつ?総選挙は必ず行われる


衆議院議員の任期は4年です。任期開始日をいつにするかは投票日や選出方法で異なりますが、解散などで現職が存在しない場合には、通常投開票日つまり当選した日から任期が始まるものとされます(公職選挙法第257条)。前回の第48回衆議院選挙は衆議院解散による総選挙で、2017年10月22日の投開票でした。つまり、同日を任期開始日として起算しています。したがって、前回の選挙で当選した方つまり今の衆議院議員の任期満了日は2021年10月21日で、2021年に総選挙は必ず行われるのです。


公職選挙法では、任期満了に伴う総選挙の場合には、任期満了日の前30日以内に行うことが定められています。現在の衆院議員の任期満了日は2021年10月21日ですから、該当期間は、2021年9月21日から2021年10月20日です。基本的に選挙期日つまり投開票日は日曜日のため、任期満了に伴う衆議院議員総選挙であれば、日程は【2021年9月26日・2021年10月3日・2021年10月10日・2021年10月17日】のいずれかになるでしょう。


なお、公職選挙法31条では、任期満了による総選挙の期間が国会開会中または閉会から23日以内にかかる場合は、国会閉会の日から24日~30日の間で行うとされています。9月末よりも後の日程で臨時国会などが召集された場合には、任期満了日よりも後に選挙が行われるかもしれません。また、この規定を利用することで、投票日を任期満了よりも遅くすることもできます。任期満了直前に衆議院解散をした場合、臨時国会を召集して開会するためです。

◎衆議院選挙で任期満了に伴う総選挙は1回だけ?


衆議院選挙で任期満了に伴う総選挙が行われたのは、戦後の歴史の中で一度しかありません。1976年の衆議院は解散せずに任期を終えており、衆議院議員の在職期間としては最も長い4年でした。次に衆議院解散までが長かったのは、2005年の郵政民営化などが争点になったときから政権交代があった2009年までで在職期間は3年10か月です。


55年体制での3年以上3年半未満の衆議院解散は過去に1958年・1993年・1996年・2003年・2012年の5回あります。任期が3年半以上続いて解散した事例としては、1983年・1990年・2000年などがありました。3年以上が10回あるのもかかわらず満了日まで続いたのは一回だけの経緯から、衆議院は基本的に解散総選挙で実施されるとみなされています。

◎衆議院解散時期・総選挙はいつなのか?解散権の行使と投票日のルール


任期満了が2021年10月のため、衆議院解散時期や総選挙がいつなのかも限られてきます。東京オリンピック・パラリンピック大会が想定されていることから、早くても8月下旬に解散して9月下旬の投開票でしょう。また、10月以降に先送りした場合でも、任期満了日までであれば解散の行使が可能です。今回の事例なら、 2021年10月21日までであれば国会を召集して解散の手続きを進めることができます。

公職選挙法の第31条4項によると、総選挙の投票日(期日)は12日前までの公示が必要です。仮に短期決戦で行うのであれば、解散して約2週間後に投開票をすることも十分に考えられます。また、好きなだけ延ばせるわけでもなく、公職選挙法第31条3項より、解散から40日以内に総選挙を行わなければなりません。解散権の行使は任期満了日まで行えるため、最も遅くするのであれば、2021年10月21日に解散し、その40日後の11月30日(日曜日であれば11月28日)に衆議院選挙を先送りすることも可能です。

仮に、任期満了に伴う衆議院総選挙の公示があった場合でも解散権の行使はできますので、これらの解散と投票日のルールを踏まえると、満了日を超えて10月下旬から11月中旬にずれ込む可能性も十分に考えられます。

◎次の参議院選挙はいつ?次回の日程


参院選がいつなのかも気になるかもしれません。参議院議員の場合は解散がないことから、任期である6年を満了することで選挙となります。ただし、半数ごとの改選のため、衆議院とは違って総選挙はなく、通常選挙と呼ばれて3年ごとの実施です。詳細な日程は確定していませんが、前回の参議院選挙は2019年の7月だったことから、次回は2022年7月に行われると想定されます。

◎まとめ


今回は、次期衆議院選挙はいつなのかに関して、衆議院議員の2021年の任期満了日や総選挙として想定されるのがいつなのかをご紹介しました。任期満了が2021年10月のため、解散にかかわらず今年のどこかが行われるのは確実です。衆議院解散はいつあるかはわかりませんので、突然来て焦ることのないように、情報を取り入れておきましょう。こちらでは関連記事として、事前投票などのやり方や選挙の仕組みなどを触れていますので、併せて参考にしていただければ幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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