今度の衆議院選挙はいつ?次回の衆議院選挙はいつになる(2025)、任期満了の回数は


2025年7月20日には参議院議員選挙が行われました。衆議院選挙が次回はいつあるのかが気になるかもしれません。今度の衆議院選挙はいつなのかは、有権者である以上は知って答えられるようにしておきたいですよね。今回は、衆議院選挙がいつになるのかについて2025年を軸に前回の解散なども含めてご紹介します。

◎衆議院選挙の次回はいつ?仕組みや決まり方をわかりやすく解説


今度の衆議院選挙はいつになるのかがどう決まるのかは気になる点でしょう。次回の衆議院選挙はいつなのかは、結論から言えば直前までわかりません。なぜなら、衆議院議員総選挙には、衆議院解散によるものと任期満了に伴うものの二種類があるからです。衆議院の任期満了と解散の違いとしては、前者は決まった期間の4年間に達したことを意味し、後者は内閣の権利で行使し、任期よりも短い期間で行われるものを指します。つまり、「次の選挙はいつだろう?」と思っていたところに衆議院が突然解散して選挙戦がスタートする場合があるのです。

◎衆議院、前回の選挙はいつ?衆議院の任期満了はいつなのか(2025-)


任期満了日を知るために、前回の選挙がいつだったのか確認しておきましょう。衆議院は前回、解散が2024年10月9日にあり、10月15日公示・10月27日に投票日が設定されました。もし衆議院が任期満了までとなる場合は衆議院選挙がいつなのかというと2025年ではなく、2028年10月22日ごろです。

◎今年の衆議院選挙はいつ?2025のいつ、想定される3つのケース


今後の衆議院選挙はいつなのかが気になるかもしれません。任期満了ではなく、解散を経た総選挙の場合は、公職選挙法により40日以内に実施することが定められています。衆議院の解散は内閣総理大臣の専権事項である以上、衆議院選挙は2025のいつ行われてもおかしくない状況です。では、衆議院が解散されるのはどのようなケースが考えられるのでしょうか。


●内閣不信任案が提出・可決された場合
今回の参議院選挙の結果によって、衆参両院で与党(自民党・公明党など)が過半数割れとなりました。そのため、衆議院では「内閣不信任案」、参議院では「問責決議案」が提出されれば、可決される可能性が高い情勢です。憲法69条により、内閣不信任案が可決された場合、内閣は10日以内に衆議院を解散するか、総辞職しなければならないとされています。特に野党が共闘体制を整えて、政権交代ムードが高まった場合は、解散総選挙に踏み切る可能性が高まるでしょう。


●新しい政権が誕生した直後
現在の内閣が何らかの理由で総辞職した場合、新しい総理大臣を選出して内閣が発足することになります。このとき、新しい政権が「民意の確認」を目的に選挙に踏み切ることも考えられます。内閣発足直後は「ご祝儀相場」とも呼ばれる時期で、支持率が高く、まだ失点が少ないタイミングです。この機会を狙って選挙を行えば、多くの議席を得られると判断されることがあります。実際の事例としては、2021年には就任からわずか10日で衆議院を解散し戦後最短を記録したほか、2024年の新政権ではさらに記録を更新し、就任から8日で解散が行われました。こうした例からも、発足直後の選挙は現実的な選択肢といえます。


●内閣支持率が上昇し、与党が攻勢に出る場合
今回の参議院選挙の結果により、与党は衆参いずれも少数派となり、非常に厳しい政権運営を迫られています。こうした中で、もし内閣支持率が一時的にでも上昇した場合、「このタイミングでなら勝てる」と判断して解散に踏み切る場合も多いです。過去の解散総選挙でも、一時的な支持率上昇を利用して議席を増やした例は少なくありません。

🟦合わせて読みたい:
👉 効果的に1票を届けるには?死票を減らす3つのヒント

◎参議院選挙、次回はいつ?


参議院選挙の次回はいつなのかが気になるかもしれません。参議院は解散がなく任期満了の6年で選挙が行われます。ただし、半数ごとの改選のため、衆議院とは違って総選挙はなく、通常選挙と呼ばれて3年ごとの実施です。参議院選挙が次回はいつ行われるのかははっきりとは発表されていませんが、多くは7月であることから、2028年7月ごろになるでしょう。参議院選挙は現在の政権の評価を問う位置づけでもあり、もし衆議院を近い日時に解散してダブル選挙を仕掛けることにでもなれば、今後の政治の行方を大きく左右することになります。

◎衆議院で任期満了になった回数は?


衆議院で任期満了になったのが過去にいつなのかが気になるかもしれません。衆議院で任期満了になった回数は、戦後は一度しかありません。1976年の衆議院は解散せずに任期を終えており、衆議院議員の在職期間としては最も長い4年でした。衆議院解散で長かったのは、2005年の郵政民営化などが争点になったときから政権交代があった2009年で在職期間は3年10か月、などです。

55年体制での3年以上3年半未満の衆議院解散は過去に1958年・1993年・1996年・2003年・2012年の5回あります。任期が3年半以上続いて解散した事例としては、1983年・1990年・2000年・2021年などがありました。3年以上が10回以上あるのもかかわらず満了日まで続いたのは一回だけの経緯から、衆議院は基本的に解散総選挙で実施されるとみなされています。

◎まとめ


今回は、衆議院選挙が次回はいつなのかについてご紹介しました。衆議院選挙がいつ行われるのかは、政治情勢によって大きく左右されます。任期満了よりも解散による総選挙が多く、「気づけば始まっていた」というケースも少なくありません。今年の衆議院選挙はいつだろうと思っているうちに来ることもあるため、今回ご紹介した仕組みやスケジュール感を押さえておきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。


関連記事:情勢を判断する材料に、知っておきたい用語

Curlping