【Excel】エクセルのプルダウンを色分けして塗りつぶし、ドロップダウンリストへの色付け方法

エクセルで作業をする際には、プルダウンなど特定の文字を入力した際に色分けや塗りつぶしをしたい場合もあるかもしれません。視覚的に判断でき、間違っている場合にも気づきやすいですよね。今回は、Excelでのプルダウンやセルの文字列に応じて色付けする方法をご紹介します。

Contents

1 ◎【Excel】エクセルでの選択肢の作り方
2 ◎エクセルのプルダウンの背景色・文字色の色が変わる、条件付き書式
3 ◎エクセルのプルダウンを条件で色付け、セルの強調表示ルールを使う
4 ◎エクセルのドロップダウンリストを色付け、指定の値を含むセルだけを書式設定
5 ◎ドロップダウンリストやエクセルのプルダウンの色分けはできているか、条件付き書式を確かめるには
6 ◎まとめ

◎【Excel】エクセルでの選択肢の作り方

エクセルで特定の文字列が出てくる場面で考えられるパターンの一つが、選択肢を作成していた場合です。ドロップダウンリストまたはプルダウンなどと呼ばれています。Excelを操作する際に入力を手早くできる点などがメリットでしょう。エクセルでの選択肢の作り方は、変更や消す方法もあわせて以下の記事で詳しく触れていますので、参考にしていただければ幸いです。

◎エクセルのプルダウンの背景色・文字色の色が変わる、条件付き書式

条件付き書式と一言で片付けても、様々な種類があります。この中で、詳しく指定はしないもののセルの値に応じて書式が変わるようにしたい場合におすすめなのが、『文字列』の機能です。エクセル上部の緑色の部分から『ホーム』を選択して、「スタイル」にある『条件付き書式』を押してみましょう。（以降もここまでは共通の操作です）
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『セルの強調表示ルール(H)』をクリックし、右側に出てくる『文字列(T)』を選択します。「次の文字列を含むセルを書式設定」の下の空欄にはエクセルで調べたい文字列や数字を入力しましょう。また、書式は赤・黄・緑などの選択肢が予め提示されているのが強みです。『ユーザー設定の書式でもできますが、特にこだわりがなければ選んだ方が早いでしょう。この部分に書き込んだ内容をエクセルは認識し、条件付き書式によって文字の一部を含むセルに色を付けたり強調表示をしたりします。
🌟例

◎エクセルのプルダウンを条件で色付け、セルの強調表示ルールを使う

先ほどの条件付き書式と同様に、指定の値を含むセルだけを書式設定する別の方法があります。エクセルの『ホーム』を選択して、「スタイル」にある『条件付き書式』を押すのは先ほどと同じです。今度は、『新しいルールの追加(N)』から『指定の値を含むセルだけを書式設定』を選択しましょう。
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『セルの強調表示ルール(H)』と同じように指定の値を含むセルを探し出すのであれば、「次のセルのみを書式設定(D)』の空欄左から『特定の文字列』『次の値を含む』を選択し、右側の空欄に文字列を入力します。また、『書式(F)』を選択すると、『セルの書式設定」が出てきて文字の太さや色の設定が可能です。プレビューに文字のイメージが出てきますので、参考にされると良いかもしれません。『セルの強調表示ルール(H)』では指定された文字列を見つける機能のみでしたが、『新しいルールの追加(N)』では「値を含まないもの」「冒頭が一致」「最後が一致」などの文字列の指定のほか、日付・エラー・空白も探せますので、用途に合わせて利用していきましょう。
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なお、条件付き書式のセルの書式設定で設定ができるのは、フォントのスタイル・下線・色・取り消し線です。項目にあるフォント名（文字の形の種類）やサイズ（文字の大きさ）は指定できません。書式設定が終わった段階でセルや範囲をクリックし、メニューバーにある『ホーム』から「フォント」に進み、空欄の部分（画像であれば「游ゴシック・11」と記された箇所の右側▼を押して変更します。

◎エクセルのドロップダウンリストを色付け、指定の値を含むセルだけを書式設定

◎ドロップダウンリストやエクセルのプルダウンの色分けはできているか、条件付き書式を確かめるには

作成が完了したら、条件付き書式が設定されているかを確かめましょう。対象範囲にしたセルの一つをクリックして、「条件付き書式」の右下の▼を押し、一番下にある『ルールの管理(R)』を選択します。『条件付き書式ルールの管理』と書かれた項目が出てきました。「適用先」が、条件付き書式が埋め込まれているExcelのセル範囲で、「書式」に書かれているのは、文字列の色や形などの指定形式です。記載がない場合・間違っている場合には、新規作成や変更が必要のため、状況に分けて次回の記事ででご説明していきます。