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Googleフォームでの条件分岐のやり方、日常生活にもあるプログラミングIFの条件式

Excel(エクセル)・Google・Wordpress


グーグルフォームを使ってアンケートなどを作る際に、質問の回答に応じて次の内容を変えたいこともあるかもしれません。全員同じ問いかけをしなくて良いと、回答する側も取り組みやすいですよね。質問の回答ごとに次に出てくるものを変えられる機能が、条件分岐です。今回は、Googleフォームを使った条件分岐のやり方をご紹介します。

◎条件分岐のイメージ、日常生活で考えるプログラミングのIFの条件式とは


そもそも、条件分岐とは何なのか、イメージがわかないかもしれません。条件分岐とは、特定の状況を設定して当てはまるかどうかで別々の道に進むことを意味します。突然ですが、みなさんは、幼少期に給食で余ったものをじゃんけんで誰がもらうかを決めたことはありますか?


給食の余り物の争奪戦では、勝った人だけが次のじゃんけんに参加でき、負けた人が座りますよね。あの場面の「勝った人だけが残り、負けた人は脱落」こそが、勝ち負けによって次の動きを決めている点で条件分岐なのです。このように、条件分岐は日常生活でも用いられている考え方であり、我々は実は意識しないうちに学び使っています。


コンピューターのプログラミングでの条件分岐が使われるのは、状況に応じて命令を変えるためです。先ほどの例で言われれば、IFの条件式を使って「もし勝ったらそのまま残り、負けたら座る」と考えて記載します。条件分岐と言われると何となく難しいイメージがするかもしれませんが、「当てはまるかでグループ分けしているのだな」と軽く考えておけば良いでしょう。

◎Googleフォームで条件分岐が使える状況は限られている?


グーグルフォームの回答では、チェックボックス・プルダウン・グリッドなど様々な形式がありますが、条件分岐が行えるのはラジオボタンだけの点は押さえておきましょう。ラジオボタンとは、並んでいる選択肢の中から1つだけを選ぶ回答形式です。進む道がただ一つに確定するために、その先の方向性が指定できます。選択肢から選んだ複数の項目を絞り込んで表示させるのはできないため、アンケートの量を絞り込めないのは不便さを感じるかもしれません。


グーグルフォームの回答様式に関してはこちらで詳しく触れておりますので、参考にしていただければ幸いです。

◎グーグルフォームを使った条件分岐のやり方


グーグルフォームの回答形式で条件分岐ができるのは、プルダウンのみだと先ほど触れました。そこで、まずは回答形式をプルダウンにして質問を作りましょう。質問項目の右下にある点が三つ並んだ部分をクリックすると、「表示」と書かれた部分が出てきます。『回答に応じてセクションに移動』を押すと、本来すぐ下に配置した項目に移動するところを別の場所へとワープさせられるのです。なお、チェックボックス・プルダウン・グリッドなどグーグルフォームの他の回答形式を選択した場合には、『回答に応じてセクションに移動』は見当たりません。


質問の選択肢のいずれかをクリックすると、項目が広がり『次のセクションに進む』と書かれた部分が出てきます。 セクションとは、ページのようなものです。区切ることで、質問が長すぎない印象を与えたり、特定のページに回答者を誘導できたりします。右側の▼を押してみましょう。作成したセクションが順番に表示されており、そのうちの一つをクリックして選択します。それぞれの選択肢を選んだ時に、次にどのページに進むのかを指定できるのです。たとえば、画像のように指定すると、回答に応じて進む可能性のあるページが三つあることを意味します。例ではあくまでも三つの分かれ道ですが、2回繰り返せば3×3=9通り、3回繰り返せば3の3乗で27通りになります。選択肢によって異なることを訊きたい場合に、『 回答に応じてセクションに移動 』を指定すると、質問内容のバリエーションが広がるでしょう。

◎まとめ


今回は、グーグルフォームを使った条件分岐のやり方をご紹介しました。条件分岐は分かれ道を作るために用いられている考え方で、日常生活でも分類する際に使うと便利です。Googleフォームでの条件分岐は、『回答に応じてセクションに移動』が出てくるラジオボタン限定の機能である点は押さえておきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。

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