今回は、2021年にセンターが行った試験の解答を一覧にしてご紹介します。共通テストやセンター試験の答え合わせとして2021より前の問題に取り組む際の参考にしていただけますと幸いです。
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◎センターの試験2021の英語の答え
センター試験時代とは異なり、2021から英語は答えに対する配点に大きな変化があります。まず、リーディング(筆記)とリスニングの得点配分が1:1になりました。リーディングの満点が200点から100点に減少し、リスニングの満点が50点から100点に増加しています。これまで筆記で5.6点取れていたところが3.4点になり、逆にリスニングは4点の問題も登場する傾向です。また、英語リスニングの解答番号が25問の固定から30台後半に大幅に増えました。動作確認を含めた60分の解答時間に変化はありませんが、マーク量が多いことで負担に感じるかもしれません。

◎大学入試センターの試験2021の解答:数学ⅠA・数学Ⅰ
大学入試センター試験とは違い、2021年からは数学IA・数学Ⅰの試験時間が70分に増加しました。これは当初、解答に記述式が導入されることに伴い拡大されたものですが、その後見送りになり時間だけが伸びたためです。引き続き数学ⅠAには後半3問中2問を選択する形式が採用されており、スムーズに選んで解答できるかも得点を大きく左右するとみられます。

◎センターの試験の答え2021:数学Ⅱ・数ⅡB

◎新共通テスト2021の答え:国語
2⃣8⃣・2⃣9⃣は「3」と「6」にそれぞれ8点ずつが配点されており、「6」「3」の順番で答えた場合でも得点でき、片方のみ正解であっても8点獲得できます。

◎2021センターの試験の解答:理科基礎/理科①

◎センターの新しい試験の解答2021:理科②(物理・化学・生物・地学)
センター試験時代にあった化学・生物・地学の選択問題がなくなり、全問必答になりました。物理に加えて新たに生物でも、正解以外の選択肢で部分点を獲得できる問題が生じています。たとえば、物理大問1-5は正解が「2」で配点5点ですが、「1」を解答した場合でも3点獲得可能です。表で記している直前の問いとは▲のすぐ上にある問題番号のことで、1つ前の問題のことではありません。

なお、平均点に20点以上の差があったため、理科②の科目内で得点調整が実施されています。詳しくはこちら⤵
◎センターの試験の解答速報2021:地理・歴史(日本史・世界史)

◎センターの試験2021:問題速報では難易度が分かれた公民(倫理・政治経済・現代社会・倫理政経)
問題速報では「易化」「難化」と発表した予備校もあるなど、大きく難易度が分かれた公民でも、科目間で得点調整が実施されています。
センター試験や大学入学共通テストでの得点調整の仕組み、分位点差縮小法の計算とは | Curlpingの幸せblog (curlpingnosiawase.com)

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