京都大学(京大)の二次試験の科目/配点と共通テスト圧縮|学部別に解説【2026年最新版】

京都大学(京大)の二次試験の科目と配点、共通テスト圧縮を解説 京都大学・受験情報
京都大学入試の科目と配点を学部ごとにまとめてご紹介します。


京都大学の二次試験の科目や配点がどのようなものかが気になるかもしれません。京大は共通テストが圧縮されるとはいえ、どのくらいの得点配分になるのかは知っておきたいですよね。京都大学の2次試験の科目は受験形式によってある程度の共通性が見られる一方で、配点については学部ごとに違いが見られるのが特徴です。今回は、京都大学の入試で必要な受験科目と、共通テストも含めた配点について、学部ごとにご紹介します。


◎京都大学の2次試験(個別学力検査)の受験科目一覧(新課程対応)


京都大学の二次試験(個別学力検査)は、学部ごとに違いはあるものの、科目の枠組みは文系・理系でほぼ共通しています。新課程では科目名が変更されているため、まずは全体像を押さえておくことが重要です。京都大学の2次試験の科目は、文系学部では国語・数学・外国語・社会が中心で、理系学部では国語・数学・外国語・理科が基本となります。京都大学の受験科目のうち、外国語は学部によって英語のみが指定される場合があるのも特徴です。理科や社会は、選択できる科目が学部ごとに異なるため、後述する学部ごとの条件を必ず確認するようにしましょう。

京都大学の共通テストと二次試験における教科・科目の基本構成(文系・理系別)



◎京都大学の共通テストの配点は学部でどう違う?【京大の傾斜配点の全体比較】


京大の入試を理解するうえで欠かせないのが、共通テストの「圧縮」や「傾斜配点」の考え方です。多くの学部では、共通テストの素点をそのまま合否判定に使うのではなく、一定の係数をかけて配点を縮小しています。例として、共通テストの合計点が900点満点であっても、最終的には250点や300点程度に圧縮される学部は珍しくありません。京大の共テ圧縮の仕組みにより得点配分は二次試験の方に比重が置かれる構造になっています。京大二次試験と共通テストの学部ごとの配点の比率は以下の通りです。

京都大学の学部ごとの共通テストと二次試験の配点比率を比較したグラフ



ただし、すべての学部で同じ扱いというわけではありません。京都大学の学部によっては、共通テストの特定教科だけを採用したり、配点に差をつけたりするケースもあります。さらに、2025年度からは共通テストで情報Ⅰが導入されたことにより、京都大学でも6教科8科目で判定されるようになり、共通テストの比重も上がりました。そのため、「京大は共通テストが軽い」と一括りにせず、どの学部でどの程度圧縮されるのかを確認することが重要です。次の項目で、理系学部・文系学部に分けて、配点の特徴をみていきましょう。



◎【理系学部】京大工学部・農学部・理学部などの入試科目と配点の特徴


京都大学の理系学部(工学部・理学部・農学部・薬学部・医学部など)は、いずれも数学と理科の配点が高いことが大きな特徴です。共通テストは圧縮される一方で、2次試験では数学・理科の満点が高く、理系科目の完成度が合否に直結します。【画像は薬学部】

京大薬学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点



京大工学部は共通テストにおいて物理必須+化学または生物の選択、二次試験では物理・化学の科目選択が必須なのが特徴です。かつては共通テストの2日目が点数に反映されない学部でしたが、現在は満遍なく入っていますので、個別学力検査が全体の8割弱を占めるとはいえ、共通テストでも取りこぼさないかが鍵を握ります。

京大工学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点



京大理学部の配点は数学と理科の比重が特に高く、共通テストの社会が25点と他の学科に比べると低く設定されているのが特徴です。京大理学部の入試科目は工学部とは異なり、理科は共通テスト・個別学力検査ともに物理・化学・生物・地学の中から2科目を選択でき、戦略の幅は広く考えられます。

京大理学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点



また、京大の医学部や薬学部は物理・化学・生物から2科目を選択となり、外国語の得点配分が数学や理科と同程度であるのが特徴です。総じて2次試験の配点が高いですが、共通テストもいずれの科目もそれなりに適用されかつ二段階選抜時に必要となるため、どちらもミスなく仕上げることが鍵になります。

京大医学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点



京大の農学部の配点は、共通テストが全体の3分の1ほどを占めて全学科で最も高く、文系理系科目両面でバランスよく得点することが重要です。



◎【京大文系学部】京都大学経済学部・文学部などの配点と入試科目の特徴


京都大学の文系学部(経済学部・文学部・法学部・教育学部など)は、学部によって文系型・理系型の色合いが異なる点が特徴です。特に経済学部・教育学部・総合人間学部は、文系・理系のいずれでも受験でき、共通テストおよび二次試験の科目や配点が大きく変わります。【画像は教育学部】

京大教育学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点(文系・理系別)




京大文学部の科目は、国語・社会・数学・外国語で、共通テストでは理科基礎または理科(物理・化学・生物・地学から2科目を選択することができます。いずれも合計得点を100点満点に換算したうえで、情報Ⅰを含めた合計265点分を250点に圧縮して最終評価されるのが特徴です。

京大文学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点



京大の法学部でも共テの二段階での圧縮が見られ、まず情報Ⅰのみが50点満点になったあと、合計の950点分が285点に換算されることで総合成績に反映されます。

京大法学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点



京都大学の経済学部は配点が一部似ているところがある一方で、入試科目は文系と理系で異なる点が特徴です。京都大学の経済学部の配点をみてみると、共通テストは文系・理系ともに国語・社会・数学・理科・外国語・情報がいずれも50点ずつと満遍なく得点することが求められます。一方で、求められている科目は異なり、文系は社会が2科目+理科基礎2科目または理科2科目で圧縮、理系は社会1科目+理科2科目です。また、京都大学の経済学部の二次試験における入試科目は特に理系が国語・数学・外国語のみと理科がありません。募集人数は少ないですが、科目の枠組みが大きく異なる点で戦略的に受験ができる学部と言えるでしょう。

京大経済学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点(文系・理系別)



京都大学の総合人間学部は科目と配点が最も特殊です。最終的な評価に利用される共通テストの科目が、文系は社会50点+理科100点+情報25点、理系は社会100点+情報25点のみで、二次試験の比重が非常に高くなります。しかしながら、倍率3.5倍以上の年に実施される第1段階選抜では共通テストの全ての科目で評価されるのが他の学部とは大きく異なる特徴です。多くの科目が総合評価に影響しないことで「共通テストでうまくいかなかった場合の救済」とも言われますが、二段階選抜で利用される可能性があることも押さえておきましょう。

京大総合人間学部の共通テストと二次試験における受験科目と配点(文系・理系別)



◎まとめ


今回は、京大の二次試験の科目と配点、共テの圧縮や傾斜配点の考え方について、学部別にご紹介しました。京大工学部をはじめ共通テストの配点が全体的に軽いように見えますが、実際には学部ごとに配点設計や評価方法が大きく異なります。二段階選抜で使用される場合もあるため、「京大は共通テストが軽い」と一括りにせず、自分の志望学部ではどの科目がどの程度評価されるのかを正確に把握することが重要です。最新の募集要項も確認しながら、戦略的に計画を立てていきましょう。最後までお読みいただきありがとうございました。


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