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googleスプレッドシートの行・列・セル範囲・ウィンドウ枠の固定・解除を複数の方法

Excel(エクセル)・Google・Wordpress


スプレッドシートを使う際には、目次や項目などで常に表示させたい部分もあるかもしれません。スプレッドシートをスクロールしても特定の範囲の表示が固定されると、戻る手間が減らせますよね。今回は、googleスプレッドシートの行・列・セル範囲を表示させるウィンドウ枠の固定のやり方を複数ご紹介します。

◎スプレッドシートをスクロールしても特定の範囲が表示できる、『固定』機能


グーグルスプレッドシートをスクロールしても特定の範囲を表示するには、メニュー項目の『固定』機能を使います。イメージしやすいように、ここでは当方が調査している都道府県ごとの曜日別感染者数を記録したスプレッドシートの数値を例にしましょう。通常何も固定しない状態では、スクロールすると左端に書かれている県や曜日が見えなくなってしまいます。spreadsheetの固定機能はいくつかありますので、それぞれどのように見え方が変わるかを試していきましょう。

 ●スプレッドシートで先頭・2つ目までの行の固定のやり方


先頭あるいは2つ目の行までを固定したい場合には、スプレッドシートにあるボタンをクリックするのが便利です。スプレッドシート上部にあるメニューバーから『挿入』⇒『固定』の右側にある▶と進みます。先頭の行だけを固定表示したい場合には『1行』を、上から2つの行を固定表示したい場合には『2行』を選択しましょう。

 ●スプレッドシートで先頭・2つ目までの列の固定の流れは?


先頭の列に、目次や概要などが記載されているときに行うと使いやすい作業です。スプレッドシートで先頭・2つ目までの列の固定をするには、同様に、上部にあるメニューバーから『挿入』⇒『固定』の右側にある▶と進みます。先頭の列だけを固定表示したい場合には『1列』を、上から2つの列を固定表示したい場合には『2列』を選択しましょう。

 ●googleスプレッドシートでセル範囲を固定する方法は?


googleスプレッドシートでセル範囲を固定したい場合には、先ほどの行と列の固定の方法を組み合わせて行います。どちらを先にしても問題ありませんが、同時に行えるボタンはないので順番に進めましょう。

 ●スプレッドシートの固定を複数(3つ以上の行・列)で行うには?


スプレッドシートの固定を複数の行または列で行うには、作業の手間が一つ増えますので、注意が必要です。最初に、表示を固定させたい範囲の右下のセルを選択します。スプレッドシートのメニュー『挿入』⇒『固定』の右側にある▶と進み、行の場合には『現在の行(X)まで』・列の場合には『現在の列(Y)まで』を選択しましょう。X・Yには先ほど選択したセル番地の英文字または数字が入力されており、実際に選択すると境界線が出てきます。

◎【裏技?】ドラッグ&ドロップでスプレッドシートのウィンドウ枠の固定を行う方法


ここまでは、スプレッドシートの上側にある「メニュー」から選ぶ方法をご紹介しました。実は、この部分を押さなくてもスプレッドシートのウィンドウ枠の固定できるやり方があります。端的に説明すると、ドラッグ&ドロップでセル範囲の固定する部分を変える方法です。Googleスプレッドシートの左上を見てみましょう。Aと1が書かれた部分の隣に灰色の太い線がありますよね。


実は、この部分がスプレッドシートのウィンドウ枠を表しています。最初の設定ではA列1行目の左上で、固定されていません。Aの左側にある太線をドラッグ&ドロップで右側に動かすと列方向が、1の上側にある太線をドラッグ&ドロップで下側に動かすと行方向が固定できます。線の位置で固定範囲が確認できるので、メニューを押す操作も省きたい場合にはおすすめの方法です。

◎googleスプレッドシートで行や列の固定を解除する方法


スプレッドシートで、行や列の固定を元の状態に戻したいこともあるかもしれません。表示の固定を解除するには、『挿入』⇒『固定』の右側にある▶と進み、『行なし』または『列なし』を押します。エクセルとは違って『解除』と書かれた部分はありませんので注意しましょう。なお、googleスプレッドシートでは、固定を解除をしなくても別の項目を押して上書きすることも可能です。

◎エクセルで同じ機能はあるのか?


ここまで何度かエクセルの固定表示にも触れてきました。Excelにも同じように固定表示できる仕組みもありますが、選択する範囲や場合分けが異なりますので、違いを踏まえて押さえておくと混乱しないでしょう。詳しいことはこちらの記事で触れておりますので、参考にしていただければ幸いです。

◎まとめ


今回は、googleスプレッドシートの行・列・セル範囲を表示させるウィンドウ枠の固定のやり方を複数ご紹介しました。行と列を同時にではなく、それぞれで選んで固定する点を押さえておきましょう。スプレッドシートの外側を動かしてウィンドウ枠の固定をするのもおすすめです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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