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【Excel】エクセルでの数式やセルの固定、絶対参照と相対参照・複合参照とは?違いとやり方

Excel(エクセル)・Google・Wordpress


エクセルを使う際に、相対参照と絶対参照の言葉を聞いて、違いが気になったかもしれません。どちらも参照と書かれていますが、異なる点や使い方を知って利用していきたいですよね。今回は、Excelでの相対参照と絶対参照の違いについて、複合参照とは何かややり方もふまえてご紹介します。



◎Excelでの参照とは?


エクセルでの相対参照と絶対参照には共通して「参照」という言葉が出てきます。参照とは、ある事物を識別できる別のものとして置き換えた操作です。たとえば、日常生活では住所、Web上ではメールアドレスが挙げられ、遠く離れていても手紙や電子メールなどを使ってアクセスできます。数学であれば、代入の概念に近いかもしれません。絶対参照と相対参照はその一例であり、 計算式を構成する参照元の要素が別のセル(参照先)に代入されています。


参照先と参照元の関係の関係はこちら⤵



◎エクセルでの絶対参照と相対参照、数式での参照セルの固定の有無、複合参照とは?


エクセルをはじめとするプログラミングでもデータを取り出すために参照が用いられており、相対参照や絶対参照では、数式を構成するセル要素がどの参照元から来るのかを指定します。Excelの数式を他のセルにコピーした際に、連動して参照が変わるか固定されるかが大きな違いです。相対参照と絶対参照の特徴を複合参照とともに詳しく見ていきましょう。



●エクセルでの相対参照とは:Excelのセル番地が変動する


Excelでの相対参照とは、関数や数式の参照元が入力されたセルを他のセルにコピーしたときに、参照元の位置が連動して移動していく形式のことです(実際の例は下記の項目で)。特に通常と表記に変化がないため、相対参照をセル番地で表すと『英文字数字』と表記されています。



●エクセルの表計算での絶対参照とは:計算式でセルを固定し番地が変わらない


Excelでの絶対参照とは、 関数や数式の参照元が入力されたセルを他にコピーした際にに、参照元の番地が変わらない意味のことです。 エクセルにおいて計算式のセルを固定した状態となり、式全体が絶対参照の場合は、どの部分にコピーして貼り付けても同じ結果が出てきます。エクセルの絶対参照をセル番地で表すと同じものが指定され、『$英文字$数字』と$が2回表記されるのが特徴です。



●Excelでの複合参照とは


複合参照という言葉はあまり耳にしたことがないかもしれません。Excelでの複合参照とは簡単に言えば、相対参照と絶対参照が入り交じった状態です。セル番地で表すと、『$英文字数字』または『英文字$数字』と表記されています。しばしば絶対参照の一部のようにみなされていることもありますが、複合参照と呼ばれていることも把握しておくと混乱しないでしょう。



◎相対参照・絶対参照・複合参照のエクセルでのやり方


相対参照・絶対参照・複合参照とは何かをそれぞれの違いとともに触れてきましたが、言葉だけではイメージしづらいかもしれません。実際に相対参照と絶対参照の事例を出して、設定方法についても触れていきます。例では、くじ引きをしてA.B.C.Dの四つの地域の当選人数と応募数をExcelの表にまとめました。



●エクセルでの相対参照のやり方


Excelの初期設定が相対参照なので、特別な処理をすることはありません。やり方はまず、計算式を任意のセルに入力します。その後、セルの右下にある■を押しながら上下左右コピーしたいセルに向けて動かしましょう。計算式を入力したセルでコピー(『ctrl』+『C』の同時押し)して同じ計算式を入力したい別のセルに貼り付け( 『ctrl』+『V』の同時押し) をしても同じ操作が可能です。


くじ引きの例では、応募数に対する当選人数の割合を計算するため、=Q13/R13と入力してから下へとスライドしました。何もしない場合、一つ下に動かすと計算式も連動して下に動くため、順に=Q14/R14・=Q15/R15・=Q16/R16・=Q17/R17の結果が入力されていきます。各地域での 応募数に対する当選人数の割合が計算されているわけです。



●エクセルでの絶対参照のやり方


何もしない通常の計算式の場合には相対参照になるため、絶対参照にしたい場合にはExcelでひと手間を加えて切り替えが必要です。 やり方はまず、計算式を任意のセルに入力し、そのセルをダブルクリックします。入力時には計算結果が表示されていますが、ダブルクリックによって計算式が表示されるのです。絶対参照に変えたいセル番地の一番最後の文字の右側にカーソル(マウスポインタの矢印)を移動させてクリックします。その状態で、f4を押してみましょう(できない場合の対処法は次の◎項目で)。


セル番地は英文字と数字の組み合わせで書かれていますが、両方の左側に『$』が表示されます。エクセルでこのマークが出ているとき、計算式に書かれているセルは固定されています。


くじ引きの例では、全応募数に対する各地域の当選人数の割合を計算するため、=Q13/$R$13と入力してから下へとスライドしました。今回は分母が固定されているため、一つ下に動かして連動するのは分子だけです。順に=Q14/$R$13・=Q15/$R$13・=Q16/$R$13・=Q17/$R$13の結果が入力されていきます。



●複合参照のやり方


複合参照のやり方は、絶対参照のときと同じ流れです。変更したいセルをクリックし、カーソルをセル番地の一番右側に移動させます。その状態で、行を固定し列を連動させたい場合には『f4』を2回・列を固定し行を連動させたい場合には、 『f4』を3回押しましょう。前者では数字の左に、後者では英文字の左にのみ『$』が入力されます。


計算が絡むと複雑なので、単に左側にある16個の数字を右側にコピーする作業で考えてみましょう( 相対参照と絶対参照の復習も兼ねて)。左上の『1』が入力されているセル番地を貼り付け先の計算式にそれぞれ打ち込みます。相対参照では、K5に『=F5』が入力されており、連動することから左側と全く同じの数字です。


一方、絶対参照では、K10に『=$F$10』が入力されていて、他のセルにコピーしても 『=$F$10』つまり1ばかりが表示されます。複合参照は、f4を2回押した場合には縦向き・f4を3回押した場合には横向きの数字が同じになりました。縦向きが同じとはつまり、行を変化させても数字が変わらない意味であり、行を固定し列を連動していることがわかります。



◎エクセルで絶対参照にf4ではできない・使えない場合の対処法【2016~版】


エクセルで相対参照から絶対参照に切り替える際に、f4を押しても何も変わらないあるいは音量が大きくなることなどもあるかもしれません。当方の事例では、画面の左側にライトのマークが出て押す度にひたすら明るくなっていきました。

エクセルでf4を押しても絶対参照にできない・f4が使えない場合の対処法は、2つの方法が考えられます。一つ目は、『fn』+『F4』の同時押しを試してみましょう。


それでも何も反応がなければ、エクセルでの絶対参照をf4以外で表すやり方の採用です。二つ目の方法として、直接絶対参照の記号を書き込みます。絶対参照の際にエクセルで出てくる記号は、「$」つまりドルです。この記号は、『shift』キーと数字の『4』のキーを同時に押すことで表示できます。書き込むのは手間かもしれませんが、参照を使えばあとはコピーするだけですから、直接すべて計算式を入力するよりは早くできるでしょう。



◎Excelで設定した相対参照と絶対参照での数式の確認方法


設定した相対参照と絶対参照の式を確かめたい場合には、エクセルの機能である数式の表示で調べるのが便利です。Excel上部にあるメニューの『数式』から『数式の表示』を選択しましょう。



◎まとめ


今回は、 Excelでの相対参照と絶対参照の違いについて、複合参照もふまえてご紹介しました。エクセルの数式を他のセルにコピーした際に、連動して参照が変わるか固定されるかの特徴があります。絶対参照は切り替える作業が必要ですから、複合参照とあわせて押さえておくのがおすすめです。最後までお読みいただきありがとうございました。

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