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今年の紅白出場歌手、女性アーティストの顔ぶれに変化?曲目予想も【紅白歌合戦2020】

音楽・紅白・カラオケ


先日、今年の年末に開催が予定されている第71回紅白歌合戦の出場歌手が発表されました。どのような歌手が出演するのか、何の曲を歌うのかも気になるかもしれません。紅白は年に一度、1年の締め括りになる舞台ですから、楽曲もまた注目される要素のひとつです。今回は、今年の紅白出場歌手をご紹介し、紅白歌合戦でどのような曲目を歌唱するのかを予想してみます。(以下敬称略)

◎今年の紅白出場歌手が発表、紅白常連の女性アーティストが相次いで落選に


2020年11月16日に発表された、今年の紅白出場歌手は以下の通りです。紅組は20組と2部制(前半・後半)となった1989年以来最も少なくなりました。20組なのは第38回NHK紅白歌合戦以来のことです。白組は前回と同じ21組であり、これとは別にGReeeeNが紅白初出場を果たしています。(東京事変のボーカル椎名林檎はこれまでソロとして6年連続通算7回、櫻坂46は改名前の欅坂46で4年連続4回の出場経験あり)


紅白出場の顔ぶれが大きく入れ替わったのが女性歌手(紅組)です。ソロ⇒グループや改名もあるものの、6組が初出場を果たしました。一方で、紅白常連の女性アーティストが相次いで落選しています。たとえば、紅白には2年連続出場中だったaiko・活動休止期間以外は紅白に毎年出ていたいきものがかり・紅白歌合戦に3年連続出場中だった丘みどり・紅白歌合戦に6年連続出場中だった島津あや・12年連続(紅白歌合戦には通算13回出場)だったAKB48など、連続出場中の歌手の落選が目立ちました。通常の音楽活動が難しい状況で、選出の基準が注目されていましたが、今年の活躍度を重視した意図が色濃く出ています。

●2020年度NHK紅白歌合戦出場者予想の結果、的中率は?


結論から言えば、大惨敗でした。出場歌手の組数は、紅組が20組・白組が企画のGReeeeNも含め22組です。紅白出場歌手の組数が更に減ったために予想組数と大幅に乖離し、的中率を下げる結果となりました。さらに、2020年も過去の慣例通り4年に一度の大幅入れ替えが行われています。先程挙げたaiko・いきものがかり・AKB48・丘みどり・島津亜矢のほか、白組でも紅白に連続出場中だったDA PUMP・三浦大知の名前がありません。前年まで2年以上連続で紅白に出場の歌手の落選が7組なのは、2016年第67回紅白歌合戦以来です(2015年第66回紅白歌合戦まで連続出場中で不出場は、伍代夏子・徳永英明・藤あや子・細川たかし・和田アキ子・NMB48・EXILE・SMAP・森進一の9組)。紅白大幅入れ替えがあれ4年に一度のタイミングではあったものの、読み切れなかった点は予想の難しさと分析の甘さを改めて突き付けられています。


出場歌手の予想記事はこちら

◎紅白歌合戦での曲目予想(2020)


今年の紅白歌合戦での曲目予想(2020)は以下の通りです。可能性の高いと考えた楽曲から順番に記載しています。なお、GReeeeNは紅白では企画枠ですが正式な出場歌手としての選出です。
A…今年の活躍や世間での反響を踏まえると、紅白歌合戦でほぼ間違いなく歌唱すると考えられる曲目
B…複数の候補曲があるが、紅白歌合戦で歌唱する可能性の比較的高いものとして選べた曲
C…紅白で歌う曲目の予想が非常に困難であり、根拠はありながらもほぼ当て勘で選んだ楽曲

●前回の紅白では『紅蓮華』歌唱のLiSAは2020の紅白でも鬼滅の刃から話題曲か


Foorinの『パプリカ』は確定でしょう。水森かおりは紅白歌合戦に18年連続で出場中ですが、いずれもその年に発表した曲目を歌唱しているので、『瀬戸内 小豆島』でほぼ間違いないとみています。Little Glee Monster(リトグリ)はNHK全国学校音楽コンクール(通称Nコン)中学生の部の課題曲である『足跡』、合唱コンクールそのものは中止ですが、NHK関連のため昨年の「ECOH」に続き紅白歌合戦で歌唱する可能性は十分に高いでしょう。あいみょんとLiSAはそれぞれ話題曲『裸の心』『炎(ほむら)』が紅白での曲目になるとみています。

●石川さゆりの紅白の曲は2008年第59回から隔年で『天城越え』『津軽海峡冬景色』


櫻坂46は紅白歌合戦に初出場扱いであることから『Nobody’s fault』を曲目に予想しています。前身の欅坂46の楽曲になる可能性は低いでしょう。石川さゆりは紅白では隔年で歌唱している『天城越え』の予想ですが、さすがにそろそろ別の曲目になるかもしれません。NizuUは1枚目のシングルが12月に発売予定のため、紅白での曲目は知名度を上昇するきっかけとなった『Make you happy』になると予想しました。Perfumeは2018年の紅白以降はメドレー形式であり、2年ぶりの新曲『Time Warp』を含めた複数曲目だと考えられます。

●紅白初出場の歌手はヒット曲が多く予想は難航、MISIAの紅白での曲は?


紅白初出場のmiletは『us』・JUJUは『やさしさで溢れるように』を紅白歌合戦での歌唱曲として予想していますが、それぞれ「Who I Am」・「明日がくるなら」と迷いました。他にも複数の曲が候補に挙げられ、予想が難しい印象です。比較的に知名度が高いと思われるもので選んでいます。東京事変は今年の楽曲で紅白歌合戦の紅組と親和性が高そうな点から『赤の同盟』を含むメドレーと予想しました。坂本冬美は『ブッダのように私は死んだ』を予想、これは紅白での共演がきっかけで楽曲提供につながっています。乃木坂46はヒット曲がいくつもあるので『I see…』は完全に願望です。Superflyは全く読めませんが、過去2年の紅白はNHK関連の曲だったので紅白では歌唱経験がない『タマシイレボリューション』にしています。天童よしみは、カラオケなどでも人気の今年のシングル『日の出前』にしていますが、デビュー50周年の節目なので代表曲を歌うかもしれません。MISIAは今年もおそらくメドレーで、夏の番組で歌った『あなたにスマイル』は応援ソングとしても相応しいでしょう。

●松田聖子は紅白歌合戦では最近6年で13曲?


松田聖子は最近はメドレー形式ですが、第65回紅白歌合戦(2014)以降はいずれも違う曲目を歌唱しているので、紅白では最近歌っていない楽曲からいくつか選ばれ『瞳はダイアモンド』が入ると予想しました。第65回紅白歌合戦(2014):あなたに逢いたくて〜Missing You〜【大トリ】・第66回紅白(2015):赤いスイートピー【大トリ】・第67回紅白(2016):薔薇のように咲いて 桜のように散って・第68回紅白(2017):新しい明日・第69回紅白(2018):風立ちぬ→ ハートのイアリング→天国のキッス→渚のバルコニーのメドレー・第70回紅白(2019):時間の国のアリス→Rock’n Rouge→チェリーブラッサム→夏の扉のメドレー


【参考】2019紅白の予想結果

●紅白演歌歌手は歌唱曲に法則性あり?


GReeeeNは紅白歌合戦2020には企画枠で出場し、番組のテーマからも『星影のエール』が歌唱曲になることは固まっているようです。紅白演歌歌手/歌謡曲の山内惠介・純烈は2019年までの紅白歌合戦でいずれもその年に発表したシングルの1曲目を歌唱しているので、『残照』『愛をください〜Don’t you cry〜』が紅白での曲目でほぼ間違いないとみています。三山ひろしも紅白では5年連続でその年に発表した曲目を歌唱しているので、『北のおんな町』を選びました。紅白歌合戦には初出場の瑛人は『香水』・2年連続出場のOfficial髭男dismは『I LOVE』で、いずれもチャートやランキングで1位になり人気上昇のきっかけとなった曲目です。

●紅白の出演歌手、紅組よりも白組の方が多い理由として考えられること


紅白歌合戦には第43回(1992年)以来28年ぶり3回目の出場となる鈴木雅之は、2020年にも何曲か発表していますが、とりわけ話題の『DADDY! DADDY! DO!』を予想曲目としました。氷川きよしはその年の楽曲を紅白歌合戦でも歌うことが多く、人気度の高い2020年の楽曲『母』を予想しましたが、2019年の紅白のようにメドレー形式になるかもしれません(予想は1曲)。前回2019年の紅白歌合戦ではいずれもメドレーだった、King & Princeは『Mazy Night』・ゆずは『公私混同』・関ジャニ∞は『Re:LIVE』で、キンプリのみをメドレーと予想していますが、紅白の尺を考えれば複数曲歌ってもおかしくないでしょう。紅白歌合戦は基本的には紅と白が同数になるように選ぶ傾向を踏まえると、今年デビューで紅白初出場のSixTONESとSnow Manは1枠としてみなされている可能性があります。そこで、紅白ではストスノでのコラボがあり『Imitation Rain』『D.D.』を含めて複数曲目でメドレーをすると考えました。

●郷ひろみは紅白で何を歌う?福山雅治は今年もメドレー、星野源は新曲か


GENERATIONSは『ヒラヒラ』星野源は『折り合い』を紅白での歌唱曲として予想していますが、それぞれ「You & I」「うちで踊ろう」と迷いました。うちで踊ろうは反響こそ大きい印象ですが、楽曲の長さが1分半なのをどう判断するかでしょう。郷ひろみは、紅白でも度々歌われてきた、今年亡くなった作曲家筒美京平氏の楽曲のいずれかを歌唱すると考え、デビュー曲の『男の子女の子』を選んでいます。Kis-My-Ft2は2020年の曲から『ENDLESS SUMMER』を選び、嵐は例年通りスペシャルメドレーになり『カイト』は入るのではと予想しました。五木ひろしは紅白50年の節目であり、『千曲川』など過去のヒット曲から選ぶ可能性が高いとみています。Hey! Say! JUMP『上を向いて歩こう』・Mr.Children『ヒカリノアトリエ』はNHKとの親和性から紅白予想曲目にしました(後者は2016年度下半期の朝の連続テレビ小説の主題歌)。今年の紅白歌合戦はジャニーズが7組と非常に多いため、期間限定ユニットtwenty★twentyの応援曲『smile』も紅白出場歌手で歌う可能性があると考えています。

◎紅白歌合戦2020の曲順・歌唱順はいつごろ発表されるか?


紅白歌合戦の出場歌手発表は11月中旬に行われることが多くなりましたが、曲目や曲順の発表は例年12月以降に固定されています。過去10年を見ると、曲目の発表が12月18日~12月25日で、歌唱順の発表が12月23日~12月27日です。12月23日以降にずれ込むと同時であり、曜日も土曜日と日曜日と水曜日と木曜日:1回・月曜日と金曜日:2回・火曜日:3回と散らばっています。そのため、12月第3週以降であればいつ発表されてもおかしくないでしょう。


次回の記事では、紅白歌合戦での曲目発表を受けて一覧および初出場歌手をご紹介し、歌う順番やトリ予想などをしていきます。

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